vl-directory-files (AutoLISP)

指定されたフォルダ内のすべてのファイルをリストします。

サポートされているプラットフォーム: Windows および Mac OS

構文と要素

(vl-directory-files [directory pattern directories])
directory

タイプ: 文字列

ファイルをリストするフォルダの名前。nil または指定しなかった場合、vl-directory-files 関数は現在のフォルダを使用します。

pattern

タイプ: 文字列

ファイル名の有効なワイルドカード パターン。nil または指定しなかった場合、 vl-directory-files によって "*.*" とみなされます。

directories

タイプ: 整数型

戻り値のリストがフォルダ名を含むかどうかを指定する値。次の 1 つを指定することができます。

-1: フォルダのみがリストされます

0: ファイルとフォルダがリストされます(既定)

1: フォルダのみがリストされます

戻り値

タイプ: リストまたは nil

ファイルとパス名のリスト。指定されたパターンに該当するファイルが存在しなかった場合は nil

Windows
(vl-directory-files "c:/acadwin" "acad*.exe")
("ACAD.EXE" "ACADAPP.EXE" "ACADL.EXE" "ACADPS.EXE")

(vl-directory-files "e:/acadwin" nil -1)
("." ".." "SUPPORT" "SAMPLE" "ADS" "FONTS" "IGESFONT" "SOURCE" "ASE")

(vl-directory-files "E:/acad" nil -1)
("." ".." "WIN" "COM" "DOS")
Mac OS
(vl-directory-files "/myutilities/lsp" "*.lsp")
("utilities.lsp" "blk-insert.lsp")

(vl-directory-files "/myutilities" nil -1)
("." ".." ".DS_Store" "Help" "Lsp" "Support")