AutoCAD 図面環境に LSP ファイルを自動的にロードする方法の多くは、アプリケーション設定の一部として識別されるファイルの場所が必要です。
図面環境にロードできるカスタム ファイルを AutoCAD プログラムが検索する場所を識別するための設定が 2 つあります。それらは、次の 2 つです。
- サポート ファイルの検索パス - AutoCAD プログラムがカスタム ファイルを検索する場所を定義します。
- 信頼できる場所 - AutoCAD プログラムがロードを承認するカスタム実行ファイルが含まれている場所を定義します。実行ファイルは、任意の場所から AutoCAD 図面環境にロードすることができますが、信頼できる場所以外からロードされたファイルに対しては、警告メッセージが表示されます。ユーザは、そのファイルが最初に現在の AutoCAD セッションにロードされたときに、[ロード]をクリックする必要があります。
これら 2 つの設定は、[オプション]ダイアログ ボックス(Windows)または[アプリケーション基本設定]ダイアログ ボックス(Mac OS)を使用して変更することができます。これらのダイアログ ボックスを表示するには、OPTIONS[オプション]コマンドを使用します。
Gardenpath フォルダを[サポート ファイルの検索パス]設定に追加する
次に、庭園の歩道プログラムのファイルが含まれた Gardenpath フォルダを[サポート ファイルの検索パス]設定に追加する方法を説明します。
- Windows
-
- アプリケーション メニュー
[オプション]をクリックします。 注: [オプション]ボタンを表示するには、図面を開く必要があります。
- [オプション]ダイアログ ボックスの[ファイル]タブで、[サポート ファイルの検索パス]の左側にあるプラス記号(+)をクリックします。
- 一覧表示されているフォルダを確認します。庭園の歩道プログラムが含まれているフォルダが表示されていない場合は、次の手順に進みます。
- [追加]ボタンをクリックします。
- [参照]をクリックします。
- [フォルダを参照]ダイアログ ボックスで、Gardenpath フォルダまたは庭園の歩道プログラムのファイルが格納されている場所を参照します。そのフォルダを選択して[OK]をクリックします。
- [適用]をクリックして、変更をアプリケーション設定に保存します。
[オプション]ダイアログ ボックスは閉じません。
- Mac OS
-
- Mac OS のメニュー バーから、[<製品名>]
[環境設定]をクリックします。 注: [環境設定]メニュー項目を表示するには、図面を開く必要があります。
- [アプリケーション環境設定]ダイアログ ボックスの[アプリケーション]タブで、[サポート ファイルの検索パス]の左側にある矢印をクリックします。
- 一覧表示されているフォルダを確認します。庭園の歩道プログラムが含まれているフォルダが表示されていない場合は、次の手順に進みます。
- ファイル リストの下の[+](プラス記号)ボタンをクリックします。
- [開く]ダイアログ ボックスで、Gardenpath フォルダまたは庭園の歩道プログラムのファイルが格納されている場所を参照します。そのフォルダを選択して[開く]をクリックします。
- [OK]をクリックして作図ウィンドウに戻ります。
Gardenpath フォルダを[信頼できる場所]設定に追加する
次に、庭園の歩道プログラムのファイルが含まれた Gardenpath フォルダを[信頼できる場所]設定に追加する方法を説明します。
- Windows
-
- [オプション]ダイアログ ボックスを閉じた場合は、[アプリケーション]メニュー
[オプション]をクリックします。
- [オプション]ダイアログ ボックスの[ファイル]タブで、[信頼できる場所]の左側にあるプラス記号(+)をクリックします。
- 一覧表示されているフォルダを確認し、次のいずれかを行います。
- 庭園の歩道プログラムが含まれているフォルダが表示されていない場合は、次の手順に進みます。
- フォルダが一覧表示されている場合は、[オプション]ダイアログ ボックスを閉じて、作図ウィンドウに戻ります。
- [追加]ボタンをクリックします。
- [参照]をクリックします。
- [フォルダを参照]ダイアログ ボックスで、Gardenpath フォルダまたは庭園の歩道プログラムのファイルが格納されている場所を参照します。そのフォルダを選択して[OK]をクリックします。
- [信頼できるファイルの検索パス – セキュリティの問題]メッセージ ボックスが表示された場合は、[続ける]をクリックします。
注: カスタム プログラム ファイルが含まれているフォルダを、読み取り専用としてマークすることをお勧めします。フォルダを読み取り専用としてマークすると、フォルダ内のファイルが許可なく変更されたり、承認されていないファイルが追加されるのを防ぐことができます。
- [OK]をクリックして、変更をアプリケーション設定に保存し、作図ウィンドウに戻ります。
- Mac OS
-
- コマンド プロンプトに対して、次の AutoLISP コードを入力します。
(getvar "trustedpaths")
- 一覧表示されているフォルダを確認します。庭園の歩道プログラムが含まれているフォルダが表示されていない場合は、次の手順に進みます。
- コマンド プロンプトに対して、次の AutoLISP コードを入力します。
(setq tl (getvar "trustedpaths"))
(setq gpmain (vl-filename-directory (findfile "gpmain.lsp")))
(setvar "trustedpaths" (strcat tl ";" gpmain))
- コマンド プロンプトに対して、次の AutoLISP コードを入力します。
(getvar "trustedpaths")
gpmain.lsp ファイルを含むフォルダが、信頼できるパスの末尾に追加されます。