initdia (AutoLISP)

コマンドを次回使用するときにダイアログ ボックスを強制的に表示します。

サポートされているプラットフォーム: Windows および Mac OS

構文と要素

(initdia [dialogflag])
dialogflag

タイプ: 整数型

数値この引数を省略するか 0(ゼロ)以外の値を指定した場合、コマンドが次に使用されるときに限り、そのコマンドのコマンド ライン プロンプトではなく、そのコマンドのダイアログ ボックスが表示されます.

dialogflag 引数が 0(ゼロ)の場合、この関数を呼び出して行った設定がクリアされ、既定のコマンド ライン インタフェースに戻ります。

戻り値

タイプ: nil

常に nil を返します。

注意

現在 initdia 関数は、次のコマンドに対して使用できます。ATTDEF[属性定義]、ATTEXT[属性書き出し]、BHATCH[境界ハッチング]、BLOCK[ブロック登録]、COLOR[色設定]、IMAGE[イメージ]、IMAGEADJUST[イメージ調整]、INSERT[ブロック挿入]、LAYER[画層管理]、LINETYPE[線種設定]、MTEXT[マルチ テキスト]、PLOT[印刷]、RENAME[名前変更]、STYLE[文字スタイル管理]、TOOLBAR[ツールバー]、VIEW[ビュー管理]。

まず、PLOT[印刷]コマンドを initdia 関数を呼び出さずに実行します。

コマンド: (command "._plot")

plot

レイアウト名を入力 または [一覧(?)] <モデル>: nil

レイアウト名を入力 または [一覧(?)] <モデル>:

AutoCAD は、ユーザ入力を求めるプロンプトを、コマンド ウィンドウに表示します。

次の関数呼び出し手順を使用すると、[印刷]ダイアログ ボックスが表示されます。

(initdia)
(command "._plot")