vlr-window-reactor (AutoLISP/ActiveX)

AutoCAD ウィンドウの移動またはサイズ変更に関するイベントを通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

構文と要素

(vlr-window-reactor data callbacks)
data

タイプ: 整数、実数、文字列、リスト、VLA オブジェクト、セーフ配列、バリアント、T、nil

リアクタ オブジェクトに関連付ける任意の AutoLISP データ。または、関連付けるデータが存在しない場合は nil

callbacks

タイプ: リスト

次の形式のペアのリスト。

(event-name . callback_function)

  • event-name は、次のウインドウ リアクタ イベントのいずれかです。

    ウィンドウ リアクタ イベント

    イベント名

    説 明

    :vlr-docFrameMovedOrResized

    MDI チャイルド フレーム ウィンドウ(ドキュメント ウィンドウ)が移動またはサイズ変更された直後

    :vlr-mainFrameMovedOrResized

    メインの AutoCAD ウィンドウが移動またはサイズ変更された直後

  • callback_function は、イベントが発生したときに呼び出される関数を示すシンボルです。各コールバック関数は、次の 2 つの引数を受け入れます。

    reactor_object: コールバック関数を呼び出した VLR オブジェクト。

    list: 特定のイベントに関連付ける特別なデータ要素のリスト。個々のイベントに対するこのリストの内容については、「ウィンドウ リアクタ コールバック データ」の表を参照してください。

    ウィンドウ リアクタ コールバック データ

    名前

    リストの長さ

    パラメータ

    :vlr-docFrameMovedOrResized

    :vlr-mainFrameMovedOrResized

    2

    最初のパラメータは、ウィンドウの HWND を含む整数。

    2 番目のパラメータは、ウィンドウが移動されたか、サイズ変更されたかを示します。ウィンドウが移動された場合は T、サイズ変更された場合は nil

戻り値

タイプ: VLR オブジェクト

callback_function からの reactor_object 引数。

N/A