リアクタ関数リファレンス(AutoLISP/ActiveX)

注: AutoLISP での ActiveX のサポートは Windows のみに制限されています。

リアクタ関数は、リアクタとリアクタのプロパティを定義、照会、削除します。これらの関数を使用できるようにするためには、その前に次の関数を実行して AutoLISP のリアクタ サポート関数をロードする必要があります。

(vl-load-com)

vl-load-com 関数は、リアクタ サポート関数とその他の拡張 AutoLISP 関数を使用できるように初期化します。

リアクタ関数

関 数

説 明

(vl-load-com)

AutoLISP のリアクタ サポート関数とその他の拡張 AutoLISP 関数をロードします。

(vlr-acdb-reactor data callbacks)

データベース(グローバル)リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-add obj)

無効なリアクタ オブジェクトを有効にします。

(vlr-added-p obj)

リアクタ オブジェクトが有効かどうかを調べます。

(vlr-beep-reaction [args])

ブザー警告音を鳴らします。

(vlr-command-reactor data callbacks)

コマンド イベントを通知する編集リアクタを作成します。

(vlr-current-reaction-name)

リアクタのコールバックの中から呼び出された場合に、現在のイベントの名前(シンボル)を返します。

(vlr-data obj)

リアクタに関連付けられているアプリケーション固有のデータを返します。

(vlr-data-set obj data)

リアクタに関連付けられているアプリケーション固有のデータを上書きします。

(vlr-deepclone-reactor obj data)

ディープ クローン イベントを通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-docmanager-reactor obj data)

MDI 関連のイベントを通知するリアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-dwg-reactor obj data)

図面イベント(図面ファイルを開く、閉じるなど)を通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-dxf-reactor obj data)

DXF ファイルの読み込みまたは書き出しに関するイベントを通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-editor-reactor data callbacks)

編集(グローバル)リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-insert-reactor data callbacks)

ブロック挿入に関するイベントを通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-linker-reactor data callbacks)

リンカー(グローバル)リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-lisp-reactor data callbacks)

LISP イベントを通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-miscellaneous-reactor data callbacks)

他の編集リアクタ タイプに属さない編集リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-mouse-reactor data callbacks)

マウス イベント(ダブルクリックなど)を通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-notification reactor)

リアクタのコールバック関数が、関連する名前空間がアクティブでないときに実行されるかどうかを調べます。

(vlr-object-reactor owners data callbacks)

オブジェクト リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-owner-add reactor owner)

オブジェクト リアクタのオーナー リストにオブジェクトを追加します。

(vlr-owner-remove reactor owner)

オブジェクト リアクタのオーナー リストからオブジェクトを除去します。

(vlr-owners reactor)

オブジェクト リアクタのオーナー リストを返します。

(vlr-pers reactor)

リアクタを不変リアクタにします。

(vlr-pers-list [reactor])

現在の図面内の不変リアクタのリストを返します。

(vlr-pers-p reactor)

リアクタが不変リアクタかどうかを調べます。

(vlr-pers-release reactor)

リアクタを一時リアクタにします。

(vlr-reaction-name reactor-type)

指定されたリアクタ タイプに対して可能なすべてのコールバック条件のリストを返します。

(vlr-reaction-set reactor event function)

リアクタにコールバック関数を追加または置き換えます。

(vlr-reactions reactor)

リアクタのペアのリスト ( event-name . callback_function) を返します。

(vlr-reactors [reactor-type...])

指定されたタイプのリアクタのリストを返します。

(vlr-remove reactor)

リアクタを無効にします。

(vlr-remove-all reactor-type)

指定されたタイプのすべてのリアクタを無効にします。

(vlr-set-notification reactor 'range)

関連する名前空間がアクティブでないときにリアクタのコールバック関数が実行されるかどうかを設定します。

(vlr-sysvar-reactor data callbacks)

システム変数の変更を通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-toolbar-reactor data callbacks)

ツールバーのビットマップの変更を通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-trace-reaction)

[トレース]ウィンドウに 1 つまたは複数のコールバックの引数を出力する定義済みのコールバック関数です。

(vlr-type reactor)

リアクタのタイプを表すシンボルを返します。

(vlr-types)

すべてのリアクタ タイプを返します。

(vlr-undo-reactor data callbacks)

UNDO[元に戻す]イベントを通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-wblock-reactor data callbacks)

ブロックの書き出しに関するイベントを通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-window-reactor data callbacks)

AutoCAD ウィンドウの移動またはサイズ変更に関するイベントを通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。

(vlr-xref-reactor data callbacks)

外部参照のアタッチまたは修正に関するイベントを通知する編集リアクタ オブジェクトを作成します。