Gppoly.lsp 内の関数を見る

ファイル gppoly.lsp には、単一のグリップがストレッチされたときに、ポリラインを長方形にするために必要な多くの関数が含まれています。このチュートリアルでは、これらの関数のいくつかのみを、詳しく説明します。

注: 「庭園の歩道」チュートリアルのこのセクションには、レッスン全体に、非常に複雑なコードと概念が含まれています。初心者の場合は、「アプリケーションを作成する」セクションに進んでもかまいません。

ファイル gppoly.lsp 内の関数は、他の AutoLISP ソース コード ファイルで注意したのと同様の方法で構成されています。トップ レベルの関数、多くはメイン関数または C: 関数(この場合は、gp:Redefine-PolyBorder)は、ファイルの最後に置かれています。メイン関数内で呼び出される関数は、ソース ファイル内で、その上に定義されています。この規則は、以前のプログラミング、つまりファイルがこのような構成になっている必要があった開発環境の時代のプログラミングにさかのぼります。Visual LISP では、これは個人的な趣味の問題です。関数が特定の順序になるように構成されている必要はありません。

詳細を調べる前に、庭園の歩道の境界を再計算して描くには、何を行う必要があったかを見直してください。次のイラストに、庭園の歩道の例を示します。リアクタ データに格納された連想リストのキー点も一緒に示します。

この例で、キー 12 の点は左下コーナー、13 は右下コーナー、以下同様です。ユーザが右上の点(キー 14 の点)を移動すると、プログラムは、右下(13)と左上(15)の既存の 2 点を再計算する必要があります。