関数にパラメータを渡す

ある関数から他の関数に情報を伝達する良い方法は、関数を呼び出すときにパラメータを渡すことです。数値を受け取るように、関数を設計してください。Degrees->Radians 関数を覚えていますか。この関数には、numberOfDegrees という名前のパラメータが渡されます。

(defun Degrees->Radians (numberOfDegrees) 
(* pi (/ numberOfDegrees 180.0)))

この関数を呼び出すときは、数値を渡します。Degrees->Radians 関数内では、この数値は、numberOfDegrees という名前のパラメータとして宣言されています。次に、例を示します。

(degrees->radians 90)
1.5708

この場合、数値 90 はパラメータ numberOfDegrees に割り当てられます。

関数に変数を渡すこともできます。たとえば、数値 90 が格納された aDegreeValue という変数を使用してもかまいません。次に示すコマンドは、aDegreeValue を設定し、その変数を Degrees->Radians 関数に渡しています。

(setq aDegreeValue 90)
90

(degrees->radians aDegreeValue)
1.5708