レッスン 3 で行った作業の結果、gpmain.lsp ファイルは少し大きくなり過ぎました。Visual LISP にとっては問題ありませんが、関連する関数を含むいくつかのファイルにコードを分割したほうが、コードの管理が容易になります。また、コードのデバッグも容易になります。たとえば、150 の関数を含んだ単一のファイルでは、1 つの括弧の抜けを見つけるのは大変です。
このチュートリアルでは、次のようなファイル構成にします。
チュートリアルのファイル構成 |
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ファイル名 |
目次 |
gp-io.lsp |
ユーザ入力の取得など、すべての入出力(I/O)関数。これから追加するダイアログ ボックス インタフェースに必要な AutoLISP コードも含みます。 |
utils.lsp |
他のプロジェクトでも使用可能なすべての汎用関数を含みます。ロード時の初期化も含みます。 |
gpdraw.lsp |
すべての作図ルーチン - 実際に AutoCAD 図形を作成するコード。 |
gpmain.lsp |
基本的な C:GPath 関数。 |
新しいファイルを、作業フォルダに gp-io.lsp という名前で保存します。
さらにファイルの先頭に、ActiveX 機能を有効にするためのコード(vl-load-com)と、グローバル変数(*ModelSpace*)を設定するためのコードを挿入します。
ファイルを、utils.lsp という名前で保存します。
ファイルを、gpdraw.lsp という名前で保存します。
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