AutoLISP シンボル テーブル内の名前を調べて一致するシンボルを探します。
注: Visual LISP IDE は Windows でのみ使用可能です。
概要
Visual LISP で、[表示] [該当ウィンドウ]をクリックします。
オプション
- 入力ボックス
- 検索する文字列を入力します。
- [先頭の文字で検索]
- 入力ボックスに入力した文字列で始まる一致項目のみが検索されます。無効にすると、入力した文字列がシンボル名のどこに位置するかに関係なく、一致項目が返されます。
たとえば、[先頭の文字で検索]を無効にして get という単語で検索すると、getint、getpoint、ssget、vla-getActive などのシンボル名が返されます。[先頭の文字で検索]を有効にして同じ検索を行うと、ssget と vla‑getActive は返されません。これは、これらのシンボル名が get で始まっていないからです。
- [ワイルドカードを使用]
- 検索時に、アスタリスクがワイルドカード文字として扱われます。
たとえば、[ワイルドカードを使用]を有効にして fun* という文字列を検索すると、その後の文字に関係なく、fun を含むすべての名前が返されます。一方、[ワイルドカードを使用]を無効にすると、アスタリスクは文字として扱われ、正確に fun* を含む名前のみが返されます。
- [小文字のシンボル]
- [該当の結果]ダイアログ ボックスからグリップ ボードにコピーされたシンボルは、小文字に変換されます。別のウィンドウにシンボル名を貼り付けると、小文字で表示されます。
- メッセージ領域
- 現在の検索結果に関する情報が表示されます。メッセージには、たとえば、該当機能で検出されたシンボルの数が表示されたり、[該当の結果]ダイアログ ボックスに表示しきれないほど多くの結果が得られたという警告が表示されます。
- [フィルタ フラグ]
- [フィルタ フラグ]ダイアログ ボックスが表示されます。そのダイアログ ボックスで、返された結果をフィルタするシンボルを選択することができます。[フィルタ フラグ]をオンにすると、選択したフラグを持つシンボル セットのみが検索されます。
- [フィルタの値]
- [フィルタの値]ダイアログ ボックスが表示され、追加の検索条件を選択することができます。
次のいずれかの検索条件を選択できます。
- [すべて] フィルタを使用しません。
- [Null 値] nil と評価されたシンボルのみが検索の対象になります。
- [Null 以外の値] nil 以外のシンボルのみが検索の対象になります。
- [関数] すべての関数タイプ(ユーザ定義関数、組み込み関数など)が検索の対象になります。
- [ユーザ関数] ユーザ関数(USUBR)のみが検索の対象になります。
- [組み込み関数] 組み込み関数またはコンパイルされた AutoLISP 関数(SUBR)のみが検索の対象になります。
- [外部サブルーチン] 外部関数名のみが検索の対象になります。
フィルタ値やフィルタ フラグを指定すると、[該当オプション]ダイアログ ボックスのメッセージ領域に選択内容が表示されます。