DWF、DWFx、DGN、PDF ファイルに保存されている 2D ジオメトリをアンダーレイとして使用したり、これらの 2D ジオメトリにスナップすることができます。
アンダーレイは、視覚的な内容を表示できる点でアタッチされたラスター イメージに似ていますが、オブジェクト スナップとクリップも実行できます。 外部参照とは異なり、アンダーレイは図面にバインドできません。
次の種類のファイルをアンダーレイとして使用できます。
- DWF - DWF(Design Web Format)ファイルは、DWG ファイルから作成された高圧縮ファイル形式です。
- DWFx - DWFx(次世代の DWF)は、Microsoft の XPS(XML Paper Specification)形式に基づいています。
- PDF - Adobe System 社のドキュメント交換形式です。
- DGN - Bentley System 社の Microstation 形式です。DGN のサポートは、V7/V8 DGN ファイルと 2D オブジェクトに制限されています。2D オブジェクトは、元のファイル内に存在していた完全な(X, Y, Z)座標情報とともに読み込まれたり、アタッチされます。ファイルに 3D ソリッドや 3D サーフェスなどの 3D オブジェクトが含まれている場合、警告メッセージが表示されます。このような内容は、このファイルではサポートされていません。
リボン コンテキスト タブを使用してアンダーレイの作業をする
リボンがアクティブなときにアンダーレイを選択すると、選択したアンダーレイの種類に応じて[DWF アンダーレイ]リボン コンテキスト タブ、[PDF アンダーレイ]リボン コンテキスト タブ、[DGN アンダーレイ]リボン コンテキスト タブが表示されます。コンテキスト タブには、アンダーレイを調整、クリップ、表示するためのオプションがあります。アンダーレイの選択を解除すると、リボン コンテキスト タブは自動的に非表示になります。