インデックス作成は、ファイルのカタログを作成し、検索時にすばやく検索できるようにするプロセスです。フォルダをウォッチ フォルダとして指定すると、Autodesk Content Service によって、このフォルダ内のデザイン ファイルとデザイン オブジェクトのすべてにインデックスが作成されます(関連付けられたメタデータも含む)。Autodesk Content Service は、バックグラウンドでフォルダの監視を継続し、デザイン オブジェクトやファイルに対するすべての変更(新しいオブジェクトやフォルダも含まれます)、既存のファイルの編集や削除を反映するようにインデックスを更新します。Content Explorer は検索時に、保持されているインデックスを参照します。インデックスでは変更が継続的に更新されているので、Content Explorer はリアルタイムの結果を取得します。
インデックス作成は、下記に示す段階で行われます。ここでは、DWG ファイルを例に説明しています。
表示されるアイコン | 説明 |
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インデクサによりファイルが検出されます。 この段階が終了するまでに、ファイル名と Windows の標準プロパティが抽出されます。ファイル名と Windows のプロパティを検索することはできますが、ファイルの内容を検索することはできません。 |
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サムネイルとファイル固有のプロパティが検出されます。この段階では、図面内のすべてのオブジェクトとすべての文字(ブロック属性など)に、インデックスが作成されます。 この段階では、プロパティを検索することはできますが、ファイル内のコンテンツは閲覧できません。 |
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ファイルのインデックスが作成されます。 ファイル内のコンテンツを閲覧、検索できるようになります。 |
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このファイルのインデックス作成中に、問題が発生しました。 問題の詳細を表示するには、[Content Explorer]でファイルを選択し、[Ctrl]+[I]を押します。 |
ローカル ディスク上のどのファイルの種類をインデックス作成対象とするかは、[コンテンツ エクスプローラ - 環境設定コンソール]で設定できます。ネットワーク フォルダの場合は、そのフォルダがあるネットワーク コンピュータで[Autodesk Content Service - 環境設定コンソール]を使用します。
インデックス作成が停止した場合は、[環境設定コンソール]を使用して、問題のウォッチ フォルダをいったん除去し、再度追加します。この操作によりインデックス作成処理が再開し、ほとんどの問題は解決するはずです。