概要 - 参照図面のアタッチを更新する

図面を開くと、すべての図面参照(外部参照)が自動的に更新されます。また、参照図面の最新バージョンを確実に使用したいときは、いつでも外部参照を更新することもできます。

図面を開くと、すべての外部参照が自動的に更新されます。参照図面の最新バージョンを確実に使用したいときは、いつでも [外部参照]パレットの[再ロード]オプションを使用して外部参照を更新することができます。

ネットワーク環境で外部参照図面を変更して保存すると、他のユーザは外部参照を再ロードして、変更内容にすぐにアクセスできます。

変更された外部参照の通知を受け取る

外部参照を図面にアタッチすると、プログラムは、最後に外部参照がロードまたは再ロードされた後に参照ファイルが変更されたかどうかを定期的にチェックします。システム変数 XREFNOTIFY で、外部参照の通知をコントロールします。

既定では、参照ファイルが変更されると、アプリケーション ウィンドウの右下コーナーに表示されている[外部参照]アイコンの近くにバルーン メッセージが表示されます。バルーンのリンクをクリックすると、変更されたすべての外部参照が再ロードされます。

再ロードしないでバルーン メッセージを閉じると、外部参照のアイコンには感嘆符が追加されます。[外部参照]アイコンをクリックすると、[外部参照]パレットが表示されます。

既定では、プログラムは外部参照が変更されたかどうかを 5 分ごとにチェックします。システム レジストリ変数 XNOTIFYTIME(setenv "XNOTIFYTIME" "n" )の設定により、このチェック間隔を変更できます。n の値は 1 ~ 10080 分(7 日)の間で指定します。

注: XNOTIFYTIME の値を変更する場合は、システム変数を大文字で入力してください。

ディマンド ロードを有効にして外部参照を更新する

外部参照をロードまたは再ロードするときにディマンド ロードが有効な場合

  • システム変数 XLOADCTL を 1 に設定すると、参照図面はロックされた状態で開いたままです。他のユーザはその参照図面を編集できません。
  • システム変数 XLOADCTL を 2 に設定すると、参照ファイルの最新保存バージョンのテンポラリ コピーがロックされた状態で開きます。他のユーザーがその参照図面を開いたり、編集することができます。