概要 - 起動をカスタマイズする

コマンド ライン スイッチを使用して、プロジェクトごとに異なる起動ルーチンを指定できます。

コマンド ライン スイッチを使用して、プログラムの起動時に複数のオプションを指定できます。たとえば、スクリプトを実行したり、起動時に指定のテンプレート図面を開いたり、図面を開いたときに表示されるビューを指定することができます。また、コマンド ライン スイッチを使用すると、異なる起動オプションごとに別々のプログラム アイコンを設定することもできます。

コマンド ライン スイッチは、Microsoft ® Windows ® のショートカット アイコンまたは[ファイル名を指定して実行]ダイアログ ボックスに関連付けられた、製品の EXE コマンド ラインの最後に追加できるパラメータです。1 つのコマンド ラインに複数のスイッチを含めることができます。有効なスイッチを次の表に示します。

コマンド ライン スイッチの構文

コマンド ライン スイッチを使用する構文は次のとおりです。

"drive:pathname/[product].exe" ["drawingname"] [/switch "name"] 

スイッチの後ろにスペースを続け、ファイル、パス、またはビューの名前をクォーテーション マークで囲んで入力します。たとえば、次のエントリが、AutoCAD 2012 という名前のフォルダから arch1.dwt という図面テンプレートで起動し、PLAN1 という名前のビューを復元し、スクリプト ファイル startup.scr を実行するには、次のように入力します。

"d: AutoCAD 2013/acad.exe” /t "d:AutoCAD 2013/templatearch1" /v "plan1" /b "startup"

環境設定は次のように解釈されます。

注: [オプション]ダイアログ ボックスの値が無効になり、その代わりにコマンド ライン スイッチや環境変数の設定が優先的に使用されるのは現在のセッションについてのみです。システム レジストリは変更されません。