[パブリッシュのオプション]ダイアログ ボックス

パブリッシュのオプションを指定します。

ファイル名、保存場所、画層情報など、パブリッシュする DWF、DWFx、PDF ファイルの一般的なオプションを指定します。

重要: マルチシート DWF、DWFx、PDF ファイルをパブリッシュするには、[パブリッシュ先]ドロップダウン ボックスで、これらの 3 形式のいずれかに設定する必要があります。このオプションは、[マルチシート DWF をパブリッシュ]ダイアログ ボックスの左上コーナーにあります。

オプション

[既定の出力場所(ファイルに出力)]

図面シートをパブリッシュしたときに DWF、DWFx、PDF ファイル、および印刷出力ファイルが保存される場所を指定します。

[一般 DWF/PDFオプション]

シングルシート DWF または DWFx ファイルを作成するためのオプションを指定します。

[タイプ]

[マルチシート DWF をパブリッシュ]に一覧表示されているシートに対して、シングルシート DWF、DWFx、PDF ファイルを作成するか、単一のマルチシート DWF、DWFx、PDF ファイルを作成するかを指定します。

[命名規約]

• [ファイル名を要求]: マルチシート DWF、DWFx、PDF ファイルのパスとファイル名を指定するための標準のファイル選択ダイアログボックスを表示します。
• [ファイル名を指定]: [名前]フィールドがロック解除され、マルチシート DWF、DWFx、PDF ファイルのファイル名を入力できるようになります。

[名前]

DWF、DWFx、PDF ファイルのファイル名を受け入れます。[名前]フィールドをロック解除するには、上の[命名規約]フィールドで、[ファイル名を指定]オプションを選択する必要があります。

[画層情報]

パブリッシュする DWF、DWFx、PDF ファイルに画層情報を含めるかどうかを指定します。

注: 3D DWF または 3D DWFx エントリの画層情報はパブリッシュされません。

[重ね書きコントロール]

線を重ね書き(線の色は混合されて別の色になります)するか、上書き(後で出力された線の色になります)するかを指定します。

[DWF データ オプション]

DWF または DWFx ファイルに含めることができるデータが一覧表示され、それらを指定することができます。

[パスワード保護]

パスワードで DWF または DWFx ファイルを保護するために、次のオプションを指定します。

• [利用不可]: パスワードを要求しないように指定します。
• [パスワードを要求]: [パブリッシュ]をクリックすると、[DWF パスワード]ダイアログ ボックスが表示されます。
• [パスワードを指定]: DWF または DWFx ファイルに適用するパスワードを、[パスワード]ボックスに指定します。このオプションを選択すると、[パスワード]ボックスが使用可能になり、ここにパスワードを入力しなければなりません。
  注:

  パスワードを失ったり忘れると、回復できなくなります。パスワードとそれに対応する DWF または DWFx ファイル名のリストは、安全な場所に保管してください。

[パスワード]

パブリッシュした DWF または DWFx ファイルにはパスワードが適用されることを指定します。パスワードが設定された DWF または DWFx ファイルを受け取った場合、この DWF または DWFx ファイルを開くにはパスワードを知っている必要があります。

[ブロック情報]

パブリッシュする DWF または DWFx ファイルにブロックのプロパティおよび属性情報を含めるかどうかを指定します。

注:

ブロック テンプレート ファイル情報を使用可能にするには、[ブロック情報]を[含める]に設定しなければなりません。

[ブロック テンプレート ファイル]

新しいブロック テンプレート(DXE)ファイルを作成するか、既存のブロック テンプレート ファイルを編集するか、直前に作成したブロック テンプレート ファイルの設定を使用するためのオプションが表示されます。

[作成]を選択すると、[ブロック テンプレートをパブリッシュ]ダイアログ ボックスが表示され、新しいブロック テンプレートを作成することができます。

[編集]を選択すると、[ブロック テンプレートを選択]ダイアログ ボックス(標準のファイル選択ダイアログ ボックス)が表示され、既存のブロック テンプレートを選択して修正することができます。

注:

3D DWF または 3D DWFx ファイルのみがパブリッシュの対象となっている場合、[ブロック情報]と[ブロック テンプレート ファイル]が[無効]に設定され、変更できません。

[3D DWF オプション]

3D DWF パブリッシュは、AutoCAD LT では使用できません。

[外部参照の階層でグループ化]

ビューアで、オブジェクトを外部参照の階層別に配列します。[いいえ]に設定すると、外部参照は他のオブジェクトと同じようにビューアにリストされます。既定 = いいえ

[マテリアルとともにパブリッシュ]

モデルに割り当てたマテリアルのほとんどは、3D DWF または 3D DWFx ファイルにパブリッシュされます。マテリアルにテクスチャ マッピングが含まれている場合は、「拡散マップ」のみが尺度と方向のデータとともにパブリッシュされます。既定 = はい

注:

2D DWF ファイルのみがパブリッシュの対象となｔっている場合、すべての 3D オプションは[無効]に設定され、変更できません。