概要 - ラスター イメージをアタッチする

リンクされたイメージのパスを使用して、ラスター ファイルへの参照を図面ファイルにアタッチできます。イメージ ファイルへはインターネットからアクセスすることもできます。

イメージは参照して図面ファイルに配置できますが、外部参照と同様、実際には図面ファイルの一部ではありません。イメージは、パス名によって図面ファイルにリンクされます。リンクされたイメージのパスは、いつでも変更したり削除することができます。

リンクされたイメージのパスを使用してイメージをアタッチするか、DesignCenter™ を使用してイメージをドラッグすることで、ファイル サイズをあまり大きくせずに、図面にイメージを配置できます。

イメージをアタッチした後は、ブロックと同様に、何回でも再アタッチできます。 各挿入イメージには、独自のクリップ境界と、明るさ、コントラスト、フェード、透過性に関する設定があります。

注: AutoCAD 2000 および AutoCAD LT 2000 以降のバージョンでは、米国とカナダで販売されている英語版を除き、LWZ 圧縮 TIFF ファイルはサポートしていません。 LWZ 圧縮を使用して作成された TIFF ファイルを図面に挿入する場合は、LWZ 圧縮を無効にして TIFF ファイルを再度保存する必要があります。

インターネットを使用してラスター イメージにアクセスする

デザイナーやメーカーによるデザインまたは製品のイメージが、インターネット上に格納されています。インターネット上のイメージ ファイルに簡単にアクセスすることができます。URL イメージ ファイル名が図面に保存されます。

インターネット上のイメージにアクセスすると、時間を短縮でき、デザインの配信を高速に行うことができます。たとえば、設計者がキャビネットを設計し、その全体像を顧客に提出する場合、メーカーにキャビネットのレンダリング イメージを作成してもらった後で、Web サイトにポストしてもらいます。さらに、そのイメージを URL として図面ファイルにアタッチしてもらいます。これで、設計変更を即座にイメージに反映できます。