マルチ テキストの行間隔は、行の基準線(底部)から次の行の基準線までの距離です。設定した行間隔は、選択した行だけでなく、マルチ テキスト オブジェクト全体に適用されます。
行間隔を設定するには、シングル スペース(1 行分の間隔)の倍数を指定する方法と、絶対距離を指定する方法があります。シングル スペースは、文字の高さの 1.66 倍です。
既定は[最小] に設定されています。これにより、マルチ テキスト オブジェクトに設定した行間に収まりきらない大きな文字でも、自動的に行間に合わせて調整されます。表の中の文字列を揃えるには、別の行間隔スタイルである[固定] を使用します。
複数のマルチ テキスト オブジェクトの行間隔を統一するには、[固定]を選択し、さらに各マルチ テキスト オブジェクトの[行間隔の尺度] を同じ値に設定します。
[固定] を選択した場合、大きなフォントの文字が使用されていると、その上下の行の文字と重なって表示されることがあります。