ハード参照は、ポインタまたはオーナーのどちらかで、パージ(名前削除)されることからオブジェクトを守ります。ソフト参照は、そうではありません。
AutoCAD では、ブロック定義および複合図形は、それらの要素のハード オーナーです。シンボル テーブルとディクショナリは、それらの要素のソフト オーナーです。ポリライン図形は、その頂点図形および SEQEND[シーケンス終了]要素のハード オーナーです。挿入図形(ブロック参照)は、その属性図形と SEQEND[シーケンス終了]要素のハード オーナーです。
他のオブジェクトへの参照を確立するとき、その参照が PURGE[名前削除]コマンドからオブジェクトを守るかどうかを考えることをお勧めします。