不変内部オブジェクト参照ハンドル(DXF)

グループ コード範囲のセットを使用することにより、同じ図面または DXF ファイル内の他のオブジェクトへの参照を、オブジェクトが直接指定できるようになります。指定可能な 4 種類の参照ハンドルに対応する 4 つの範囲があります。

これらのハンドル タイプは、AutoLISP ® では図形名として、ObjectARX ® では ads_name の値として、または ObjectARX から派生された like-named クラスとして現れます。コピーされたセット内のオブジェクト間の参照がコピーされたオブジェクトを指し示すように更新され、他のオブジェクトへの参照が変更されないような、ブロック挿入、外部参照、ブロック書き出し操作で、これらの値は常に維持されます。

また、"任意" のハンドルに対するグループ コード範囲は、図形名に変換されず、後でブロック挿入、外部参照、または外部ブロックに変換されるハンドル値を便利に格納できるようにするために定義されます。

注: ハンドルを格納するために拡張データ グループ コード 1005 を使用すると、それらはソフト ポインタ ハンドルとして扱われます。これは、オブジェクトのグループが複写または他の図面に挿入されると、関係のあるオブジェクト間の参照が変換されることを意味します。AutoLISP および ObjectARX では、拡張データ 1005 項目は常にハンドルとして返されますが、すべての参照ハンドル グループ コード範囲は、AutoLISP では "図形名" として、ObjectARX では ads_name として表現されます。