LTYPE[線種] (DXF)

次に示すグループ コードは、LTYPE[線種]シンボル テーブル項目に適用されます。

LTYPE のグループ コード

グループ コード

意味

100

サブクラス マーカー(AcDbLinetypeTableRecord)

2

線種名

70

標準フラグ値 (ビットコード値)

16 = オンの場合、テーブル項目は外部参照の外部従属です。

32 = このビットとビット 16 がオンの場合、外部従属は解決されています。

64 = オンの場合、テーブル項目は、最後に編集された図面内の少なくとも 1 つの図形によって参照されています。(このフラグは、AutoCAD コマンドのために存在します。ほとんどの DXF ファイル読み込みプログラムでは無視してもかまいせん。また、DXF ファイルを書き出すプログラムでは、セットする必要はありません。)

3

線種の説明文字列

72

位置合わせコード、値は常に 65(ASCII コードの A)

73

線種の要素の数

40

パターンの全長

49

ダッシュ、ドット、またはスペースの長さ(要素ごとに 1 項目)

74

複雑な線種の要素のタイプ(要素ごとに 1 項目):既定は 0(ゼロ) (シェイプ/文字は埋め込まれていません)

次のコードはビット値です。

1 = このビットがセットされているとコード 50 は絶対的回転を示し、セットされていないとコード 50 は相対的回転を示します。

2 = 埋め込まれている要素はテキスト文字列です。

4 = 埋め込まれている要素はシェイプです。

75

コード 74 がシェイプの埋め込みを示している場合は、シェイプ番号(要素ごとに 1 項目)。

コード 74 が文字の埋め込みを示している場合、この値は 0(ゼロ)になります。

コード 74 が 0(ゼロ)の場合、コード 75 は省略されます。

340

STYLE オブジェクトへのポインタ(コード 74 が 0 以外の場合、要素ごとに 1 項目)

46

S = 尺度の値(省略可能)。複数の項目が存在できます。

50

R= (相対的)または A= (絶対的)回転値(埋め込まれたシェイプまたは文字のラジアンの値)。コード 74 が埋め込まれたシェイプまたはテキスト文字列を示す場合、要素ごとに 1 項目。

44

X= X オフセットの値(省略可能)。複数の項目が存在できます。

45

Y= Y オフセットの値(省略可能)。複数の項目が存在できます。

9

テキスト文字列(コード 74 が 2 の場合、要素ごとに 1 項目)。

グループ コード 74、75、340、46、50、44、45、9 は、 tblsearch tblnext 関数では返されません。アプリケーションでこれらの値を取得するには、 tblobjname を使用する必要があります。