[線番]タブ([図面プロパティ]ダイアログ ボックス)

図面固有の線番設定を適用します。これらの設定は、図面の WD_M ブロックに保持されます。

任意の図面

検索
 コマンド入力:  AEPROJECT

[プロジェクト マネージャ]で、図面名を右クリックし、[プロパティ] [図面プロパティ]を[選択]します。[線番]タブを選択します。

アクティブな図面

検索
 コマンド入力:  AEPROPERTIES

[線番]タブを選択します。

線番形式

線番タグは連番でも、リファレンス ベースでも指定できます。

[形式]

新しい線番タグの作成方法を指定します。線番タグ形式には、上記の選択ごとに、基本の連番またはリファレンスベースの値の %N パラメータが含まれていなければなりません。形式にシート番号 %S パラメータまたは図面番号 %D パラメータが含まれる場合、[図面プロパティ] [図面設定]ダイアログ ボックスにある編集ボックスに値を入力します。

注:

リファレンスベースの線番タグ付けの場合、同じリファレンス位置の複数の配線を一意に保っておくために、接尾辞リストの個々の項目が配線タグに適用されます。これらの値はタグの末尾に自動的に追加されますが、接尾辞をタグ形式の任意の位置に強制的に挿入することもできます。コンポーネント タグ形式で接尾文字の位置パラメータ、%X を使用します(たとえば、%X%N)。

[挿入時に PLC I/O アドレスを検索]

アドレス指定された I/O ポイントに接続する配線に対して、PLC I/O アドレス値を使用することを指定します。この設定は、[連番]および[リファレンスベース]のタグ付けの両方を変更します。現在の図面で新しい配線または再線番付けを行うと、PLC I/O アドレスベースの線番が自動的に表示されます。

注:

コンポーネント タグと同様、AutoCAD Electrical は「置き換え可能なパラメータ」による線番文字列のコンセプトを採用しています。線番文字列の中には必ず、%N パラメータがなければなりません。標準的な形式文字列は、この %N パラメータのみです。

[連番]

図の開始番号(文字、数字、または英数字)を入力します。配線図セットのすべての図面に対して同じ開始連番を入力した場合、挿入時に AutoCAD Electrical は、新しい連続する線番タグが他の図面で繰り返されていないことを確認します。

DEMO1 を 100 に設定し DEMO2 を 200 に設定すると、DEMO1 の線番は 100 から開始され、DEMO2 の線番は 200 から開始されます。DEMO1 の線番数が 100 を超える場合、200 以上の線番が DEMO1 に使用されます。DEMO2 の線番は DEMO1 の最後の線番の次から開始されます。これにより、重複する線番は割り当てられません。

[増分]

既定は「1」です。開始連番が「1」で増分に「2」を設定すると、1、3、5、7、9、11 のような線番が作成されます。

[ライン リファレンス]

線番タグの接尾を設定します。このリストを使用して、同じリファレンス位置から始まる複数の回路(ライン リファレンス番号、X-Y グリッド リファレンス、または X ゾーン リファレンスごとのロケーションから始まる回路など)の、一意のリファレンスベースの線番タグを作成します。

[接尾辞の設定]

接尾辞リストを表示します。同じライン リファレンスまたは同じゾーンで開始される線番で使用する接尾辞文字のリストを表示します(線番を一意にします)。4 つの定義済み接尾辞リストから 1 つを選択するか、独自のカスタム接尾辞リストを入力します。

[新規線番の配置]

注:

線番挿入ツールは、既存の線番を更新するときに現在の線番設定(インライン、上、または下)を使用しません。この設定は、新規の線番を挿入するときにのみ使用されます。既存の線番の 3 つのモードを切り替えるには、[線番をインラインと切り替え]ツールを使用します。

[配線の上]

線番を物理的な配線の上に配置します。

[インライン]

線番を配線と同じ線分上に配置します。

[ギャップ設定]

インライン線番と配線自身の間の間隔を定義します。

[配線の下]

線番を物理的な配線の下に配置します。

[オフセット]

線番タグを指定したオフセット距離で挿入するよう指定します。

[中心]

線番タグを各配線セグメントの中心に挿入するよう指定します。

[オフセット距離]

配線回路で見つかった最初の配線セグメントの左または上からのユーザ定義の固定のオフセット距離を指定します。

[引出線]

(このオプションはインライン線番には使用不可)。線番テキストが何かに重なると判断された場合、線番は引出線上に配置されます。引出線そのものが他のオブジェクトと重なるかどうかはチェックされません。新しい線番を引出線として挿入する方法([必要に応じて]、[常に]、または[使用しない])を選択します。

注:

この方法を変更しても、すでに図面上に存在する線番には影響しません。