COPYTAG は、オプションの TAG コピー属性です。AutoCAD Electrical は、TAG1、TAG2、または TAGSTRIP 属性を更新する際に、シンボルに存在するすべての COPYTAG 属性を検索し、これらを TAG 属性と同じ文字列に更新します。置き換え可能な特殊パラメータ「%T」は、この定義の COPYTAG 属性のプロンプト値にエンコードできます。これにより、TAG の文字列に接尾辞や接頭辞を追加できます。シンボルに TAG のコピーを複数追加する場合は、属性に COPYTAG01、COPYTAG02 などの名前を付けてください。エンコードするプロンプト値が属性定義に存在しない場合は、タグ ID の値がそのまま COPYTAG* 属性になります。
たとえば、大容量の「ドライブ」の回路図シンボルを、このドライブのタグ ID の TAG1 属性を使用して作成するとします。この場合、この単一のシンボルの他の部分に、TAG1 値と「-POT」や「-DBRES」のような接尾辞を保持させる必要があります。ご使用のライブラリ シンボルで、駆動回路シンボルの分圧器形状付近には属性定義「COPYTAG01」を挿入し、プロンプト値「%T-POT」を付加します。制動抵抗器形状付近には属性定義「COPYTAG02」を挿入し、プロンプト値「%T-DBRES」を付加します。このシンボルを回路図に挿入し、TAG を割り当てると、それに従って個々の COPYTAG* 属性が自動的に更新されます。