モーター シンボルのタグの数値の割り当てを回路の他のコンポーネントに含めることができます。これには、モーター シンボル挿入と他のコンポーネントの挿入の調整が必要です。モーター シンボルは他のコンポーネントよりも前に挿入する必要があります。挿入の順序は、回路テンプレート図面内のマーカー ブロックの ORDER 属性によって制御されます。モーター シンボルのマーカー ブロックの ORDER 属性値は、回路テンプレート図面の他のコンポーネントのマーカー ブロックの ORDER 値よりも小さい数である必要があります。他のコンポーネントが挿入されるときに、モーター タグの値をその後のコンポーネントのタグに取り込むことができます。
グループ内に複数の選択を含めることができます。たとえば、遮断器のタイプの選択と補助接点を含む選択があるとします。各選択には、[UI_VAL]フィールドの数値が割り当てられます。値はまとめて追加され、この選択の組み合わせに適切なアクションが指定されます。合計は[UI_SEL]フィールドの値に一致します。この照合が行われると、COMMAND_LIST 値、ANNOTATE_LIST 値などが、選択の挿入と注釈に使用されます。
(c:ace_cb_anno #data 0)(c:ace_cb_save "@MOTOR_NUM@" "TAG1*" nil 1)
2 つ目の呼び出しの c:ace_cb_save はモーターの TAG1 属性値を「@MOTOR_NUM@」のインデックス タグでメモリに保存します。後でコンポーネントのマーカー ブロックが処理されるときにこの値を参照できます。
(c:ace_cb_insym #xyz nil "VCA113_1-" #scl 8 "%N=@MOTOR_NUM@")
この API 呼び出しの最後の引数「%N=@MOTOR_NUM@」によって、回路ビルダはモーターの TAG1 の値を使用して、このコンポーネントのタグの数字の部分を「@MOTOR_NUM@」に保存します。たとえば、コンポーネント タグの形式が「%S-%F-%N」と定義されている場合、モーター タグの数字の部分は、生成されたコンポーネント タグの「%N」の部分に使用されます。
また、固定された _TAGFMT オプションを使用してこれを定義することもできます。このアプローチを使用して、図面に定義されているコンポーネント タグの形式をオーバーライドします。次に例を示します。