オブジェクトの円形状または矩形状配列複写を作成できます。オブジェクトの配列複写は専用の関数セットで作成されるわけではなく、オブジェクトのコピーの組み合わせによって作成され、次にコピーされたオブジェクトの回転および移動には変換マトリックスが使用されます。それぞれの配列複写の基本的なロジックの概要を以下に示します。
- 円形状配列複写。配列複写するオブジェクトをコピーし、基点を中心に一定の角度に基づいてオブジェクトを移動します。オブジェクトから配列の基点までの距離を使用して、作成される各コピーの配置が計算されます。コピーされたオブジェクトを移動すると、その基点からの角度に基づいて、オブジェクトを回転させることができます。各コピーが作成されたら、ブロック テーブル レコードに追加する必要があります。
- 矩形状配列複写。目的の行と列の数に基づいて配列複写するオブジェクトをコピーします。コピーされるオブジェクトの距離は、行間および列間の指定された距離に基づいています。まず、最初の行または列を完成させるために、オリジナルのコピーを複数作成します。最初の行または列が作成されたら、作成した最初の行または列に基づいて、残りの行または列の数だけオブジェクトを作成できます。各コピーが作成されたら、ブロック テーブル レコードに追加する必要があります。