この演習では、.NET アセンブリ AcMgd.dll、AcDbMgd.dll、AcCoreMgd.dll を参照します。2 つのファイルを参照した後、参照されているファイルのプロパティを調整して、ビルド ディレクトリにコピーされないようにします。
AutoCAD .NET API ファイルを参照するには
- Microsoft Visual Studio で、ソリューション エクスプローラが表示されていない場合は、[表示]メニュー [ソリューション エクスプローラ]をクリックして、ソリューション エクスプローラを表示します。
- ソリューション エクスプローラの上部のツールバーで、[すべてのファイルを表示]をクリックします。
- [参照]ノードを右クリックし、[参照の追加]をクリックします。
- [参照の追加]ダイアログ ボックスの[参照]タブで、AutoCAD のインストール フォルダを参照し、AcMgd.dll を選択します。[Ctrl]を押しながら、AcDbMgd.dll と AcCoreMgd.dll を選択します。[OK]をクリックします。
AutoCAD の既定のインストール先の場所は、<ドライブ名>:¥Program Files¥Autodesk¥<リリース>です。ObjectARX SDK をインストールして、inc フォルダのファイルを参照することをお勧めします。
- ソリューション エクスプローラで、[参照]ノードの左側にあるプラス記号をクリックして展開します。
- [Ctrl]を押しながら、[参照]ノードから AcMdg、AcDbMgd、AcCoreMgd を選択します。
- 選択した参照のいずれかを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
- [プロパティ]ウィンドウで、[ローカル コピー]フィールドをクリックし、ドロップダウン リストから[False]を選択します。
注: [ローカル コピー]を[False]に設定すると、Microsoft Visual Studio に対して、参照されている DLL をプロジェクトのビルド出力に含めないように指示されます。参照されている DLL がビルド出力フォルダにコピーされている場合、AutoCAD でアセンブリ ファイルをロードすると、予期しない結果が発生することがあります。