サンプル コード(.NET)

このガイドと ObjectARX SDK には多数のサンプル プロジェクト、サブルーチン、および関数があり、AutoCAD .NET API を構成するクラス、構造体、メソッド、プロパティ、およびイベントの使用例を示しています。

http://autodesk.co.jp/developautocad の Autodesk Web サイトで、AutoCAD .NET API の要素の一部を示すサンプル プロジェクトを探すこともできます。これらのサンプル プロジェクトでは、データベース オブジェクトの使用からシート セットの使用まで、幅広い機能を示します。

これらのサンプルの多くは、VB.NET と C# のプログラミング言語のさまざまな要素を AutoCAD .NET API の機能と組み合わせてカスタム アプリケーションを作成する方法を示しています。

また、AutoCAD .NET API に関するヘルプ ドキュメントのサンプル コードは、クリップボードにコピーして、Microsoft Visual Studio で開いているコード エディタ ウィンドウに直接貼り付けてビルドし、AutoCAD にロードすることができます。また、このガイドのほとんどのコード サンプルの上部には、そのサンプルに必要な名前空間があります。必要な名前空間を、プロジェクト内のコードモジュールの上部に追加します。

注: ヘルプ ドキュメントの AutoCAD .NET サンプルでは、概念を簡単にし、読みやすくするために、エラー処理とオブジェクトの破棄は限定的なものになっています。サンプル コードをプロジェクトで使用する場合は、追加のエラー処理および確認方法を適用する必要があります。

操作方法

    ヘルプ ファイルのサンプル コードを実行するには

  1. Microsoft Visual Studio でコード エディタ ウィンドウを開き、適切な名前空間を追加し、まだない場合はクラスを定義します。
  2. ヘルプ ファイルからサンプル コードをコピーし、コピーしたコードを定義済みクラスに貼り付けます。
  3. Microsoft Visual Studio で、[ビルド]メニュー [<プロジェクト名> をビルド]をクリックします。
  4. AutoCAD のコマンド プロンプトで netload と入力し、[Enter]を押します。
  5. [.NET アセンブリを選択]ダイアログ ボックスで、作成したアセンブリ ファイルを選択します。[開く]をクリックします。
  6. コマンド プロンプトに対して、CommandMethod 属性の内部で定義したコマンドの名前を入力します。