ウィンドウに定義する(.NET)

AutoCAD では、ZOOM[ズーム]コマンドの[窓(W)]オプションを使用して、図面ウィンドウに表示する図面の領域を定義します。表示する領域を定義すると、現在のビューの Width および Height プロパティが、指定された 2 点によって定義される領域と一致するように調整されます。指定された点に基づいて、ビューの CenterPoint プロパティも移動されます。

2 つの点で定義された領域にズームする

このコード サンプルは、「現在のビューを操作する」で定義されている Zoom プロシージャを使用して定義された領域にズームする方法を示します。Zoom プロシージャには、表示領域を定義するために、最初の 2 つの引数として座標(1.3,7.8,0)および(13.7,-2.6,0)が渡されます。

新しい中心点は必要ないので、新しい Point3d オブジェクトがプロシージャに渡されます。最後の引数は、新しいビューの尺度を変更するために使用されます。ビューの尺度を使用して、表示領域と図面ウィンドウの端の間にギャップを作成できます。

VB.NET

<CommandMethod("ZoomWindow")> _
Public Sub ZoomWindow()
    '' Zoom to a window boundary defined by 1.3,7.8 and 13.7,-2.6
    Dim pMin As Point3d = New Point3d(1.3, 7.8, 0)
    Dim pMax As Point3d = New Point3d(13.7, -2.6, 0)
 
    Zoom(pMin, pMax, New Point3d(), 1)
End Sub

C#

[CommandMethod("ZoomWindow")]
static public void ZoomWindow()
{
    // Zoom to a window boundary defined by 1.3,7.8 and 13.7,-2.6
    Point3d pMin = new Point3d(1.3, 7.8, 0);
    Point3d pMax = new Point3d(13.7, -2.6, 0);
 
    Zoom(pMin, pMax, new Point3d(), 1);
}

VBA/ActiveX コード リファレンス

Sub ZoomWindow()
    Dim point1(0 To 2) As Double
    Dim point2(0 To 2) As Double
    point1(0) = 1.3: point1(1) = 7.8: point1(2) = 0
    point2(0) = 13.7: point2(1) = -2.6: point2(2) = 0
 
    ThisDrawing.Application.ZoomWindow point1, point2
End Sub