バリア付き中央分離帯

このサブアセンブリは、オプションのニュー ジャージー バリア付き中央分離帯を定義するサーフェスを挿入します。

舗装構成は、AutoCAD Civil 3D ヘルプの「舗装横断の舗装構成」で説明されている規格に従います。

アタッチメント

アタッチメント ポイントは、表層サーフェス上における中央分離帯の中心にあります。このコンポーネントは、左右両側へ同時に挿入されます。

入力パラメータ

注: すべての寸法は、特に注記がない限り、メートルまたはフィート単位です。すべての勾配は、「%」記号によりパーセント勾配であることが示されていない限り、底辺 : 高さの比(例、4 : 1)です。

パラメータ

説明

タイプ

既定値

左勾配

左中央分離帯サーフェスの勾配

選択リスト

- 2%

右勾配

右中央分離帯サーフェスの勾配

選択リスト

- 2%

バリアを含む

[はい]に設定すると、ニュー ジャージー バリアが表示されます。

バリアを省略する場合は、[いいえ]を選択します。

選択リスト

バリアを含む

左幅

中央分離帯の中心線から左端までの幅

数値、正

1.2 m

4.0 ft

右幅

中央分離帯の中心線から右端までの幅

数値、正

1.2 m

4.0 ft

左車線 - 横断勾配摺り付けの使用

左車線に横断勾配摺り付けを使用するように指定します。

オプションのリスト:

  • はい
  • いいえ
はい

既定の左勾配

横断勾配摺り付けを使用しない場合の、左車線の既定の勾配を指定します。 数値

- 2%

右車線 - 横断勾配摺り付けの使用

右車線に横断勾配摺り付けを使用するように指定します。

オプションのリスト:

  • はい
  • いいえ
はい

既定の右勾配

横断勾配摺り付けを使用しない場合の、右車線の既定の勾配を指定します。 数値

- 2%

路肩勾配方向 路肩勾配がクラウンから離れるか、クラウンに近づくかを指定します。

オプションのリスト:

  • [クラウンから離れる]
  • [クラウンに向かう]
[クラウンから離れる]

表層 1 の深さ

表層 1 の厚み。省略する場合はゼロ。

数値、正

0.025m

0.083 ft

表層 2 の深さ

表層 2 の厚み。省略する場合はゼロ。

数値、正

0.025 m

0.083 ft

基層の深さ

基層の厚さ

数値、正

0.100 m

0.333 ft

路盤の深さ

路盤層の厚さ

数値、正

0.300 m

1.0 ft

寸法 A(mm またはインチ)

中央分離帯の中心におけるバリアの高さ

数値、正

810 mm

32 in

寸法 B(mm またはインチ)

図を参照。

数値、正

232

9 in

寸法 C(mm またはインチ)

図を参照。

数値、正

59 mm

2 in

寸法 D(mm またはインチ)

図を参照。

数値、正

125 mm

5 in

寸法 E(mm またはインチ)

図を参照。

数値、正

557 mm

22 in

寸法 F(mm またはインチ)

図を参照。

数値、正

178 mm

7 in

ターゲット パラメータ

このセクションでは、図面のサーフェス、線形、縦断オブジェクトなど、1 つまたは複数のターゲット オブジェクトにマッピングすることが可能なサブアセンブリのパラメータを一覧表示します。詳細は、『AutoCAD Civil 3D ユーザ ガイド ヘルプ』の「」を参照してください。

パラメータ

説明

ステータス

左幅

[左幅]の固定値を変更し、中央分離帯の左端とオフセット線形を繋ぐ場合に使用します。このオフセットを指定するターゲットとして、線形、ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。

オプション

右側

[右幅]の固定値を変更し、中央分離帯の右端とオフセット線形を繋ぐ場合に使用します。このオフセットを指定するターゲットとして、線形、ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。

オプション

出力パラメータ

パラメータ

説明

タイプ

横断勾配擦り付け回転軸

サブアセンブリが回転軸の計算をサポートするかどうかが示されます。パラメータの説明を表示するには、プロパティ ウィンドウで、パラメータにカーソルを合わせます。

詳細は、「横断勾配摺り付け中の縦断勾配線の調整」を参照してください。

静的(説明)

左 % 勾配

中央分離帯左側の % 勾配

数値

右 % 勾配

中央分離帯右側の % 勾配

数値

動作

舗装構成リンクは、指定した幅および勾配で、アタッチメント ポイントの左右外側に向かって挿入されます。[バリアを含む]を[はい]に設定している場合、中央分離帯中心線の左右対称になるようにニュー ジャージー バリアが追加されます。[左幅]および[右幅]のターゲット パラメータに線形を指定すると、コリドーに沿った各測点でバリアが線形オフセットに繋がるように、バリアの左右の幅が調整されます。

中央分離帯全体が一定勾配の横断勾配摺り付け上にある場合、バリア上面に中央分離帯と同じ勾配がつけられます。それ以外の場合、バリア上面は水平になります。どちらの場合でも、バリア高さ(寸法 A)は、バリア中心線で一定になります。

横断勾配摺り付け回転軸サポート

このサブアセンブリは、[中央分離帯の端]の[基点を定める方法]と[中央分離帯の形状を保持]の[中央分離帯の取り扱い]を持つ道路タイプのみで機能します。他の[基点を定める方法]によって、または[歪んだ中央分離帯の取り扱い]によって、このサブアセンブリを使用する場合、[中央分離帯の形状を保持]によって、[中央分離帯の端]と同じ結果を生じます。

レイアウト モードの動作

レイアウト モードの場合、幅および深さ入力パラメータを使用して、-2% 勾配の舗装のすべてのリンクを表示します。[バリアを含む]を[はい]に設定していると、指定した寸法でバリアが表示されます。

ポイント、リンク、およびシェイプ コード

次の表は、このサブアセンブリのポイント、リンク、およびシェイプ コードのうち、コードが割り当てられているものを一覧表示しています。このサブアセンブリのポイント、リンク、シェイプ コードのうち、コードが割り当てられていないものは表に含まれません。

ポイント、リンク、またはシェイプ

コード

説明

すべてのバリア ポイント

Barrier

コンクリート バリアのすべてのポイント

P1、P3

ETW

表層上における車線の内側の端

P2

クラウン

表層上の中央分離帯のクラウン

P4、P6

ETW_Pave1

表層 1 上における走行車線の端

P5

Crown_Pave1

表層 1 上におけるクラウン

P7、P9

ETW_Pave2

表層 2 上における走行車線の端

P8

Crown_Pave2

表層 2 上におけるクラウン

P10、P12

ETW_Base

基層上における走行車線の端

P11

Crown_Base

基層上におけるクラウン

P13、P15

ETW_Sub

路盤上における走行車線の端

P14

Crown_Sub

路盤上におけるクラウン

L1、L2

Top、Pave

L3、L4

Pave1

L5、L6

Pave2

L7、L8

Base

L9、L10

Subbase

Datum

すべてのバリア リンク

Barrier

S1

Pave1

表層と表層 1 との間の領域

S2

Pave2

表層 1 と表層 2 との間の領域

S3

Base

表層 2 と基層との間の領域

S4

Subbase

基層と路盤との間の領域

S5

Barrier

バリアによって囲まれたシェイプ

コード図