マークポイントへのリンク2

このサブアセンブリはマークポイントへのリンク サブアセンブリに似た汎用ユーティリティで、アタッチメント ポイントから、直前に名前でマークされたポイントにリンクを結びます。

このサブアセンブリは、相対的なオフセットまたは標高が異なる隣接する道路間や合流道路の三角地帯など、さまざまな状況で使用することができます。結合ポイントにまだ名前が付けられていない場合は、マークポイント サブアセンブリを使用してください。

注:

マークポイントへのリンク2 サブアセンブリとマークポイントへのリンク サブアセンブリとの最大の違いは、リンクに対比して異なるアセンブリ基線上にマーク ポイントがある場合の、その適用方法にあります。特に、2 つの基線が平行でない場合、サブアセンブリは同じ平面内に適用されなくなり、マーク ポイントへのリンクの長さも必要以上に長くなってしまいます。

アタッチメント

アタッチメント ポイントは、リンクの始点にあります。リンクは、どの方向にも延長することができます。リンクの方向は、アタッチメント ポイントを基準にマークされたポイントの相対的な位置によって決まります。

入力パラメータ

注: すべての寸法は、特に注記がない限り、メートルまたはフィート単位です。すべての勾配は、「%」記号によりパーセント勾配であることが示されていない限り、底辺 : 高さの比(例、4 : 1)です。

パラメータ

説明

タイプ

既定値

マークされたポイント名

結合先のマークされたポイント名

文字列

なし

リンク コード

リンクに割り当てられるコードのリスト

カンマ区切り文字列

Top、Datum

リンクを含まない

このパラメータは、サーフェス リンクの追加または削除を行います。リンク、始点、および終点を追加する場合は、[いいえ]を選択します。終点のみを追加する場合は、[はい]を選択します。

はい/いいえ

いいえ

ターゲット パラメータ

このセクションでは、図面のサーフェス、線形、縦断オブジェクトなど、1 つまたは複数のターゲット オブジェクトにマッピングすることが可能なサブアセンブリのパラメータを一覧表示します。詳細は、『AutoCAD Civil 3D ユーザ ガイド ヘルプ』の「」を参照してください。

ターゲット パラメータ: なし

出力パラメータ

パラメータ

説明

タイプ

開始オフセット

リンクの始点の +/- オフセット

数値

開始標高

リンクの始点の標高

数値

終了オフセット

リンクの終点の +/- オフセット

数値

終了標高

リンクの終点の標高

数値

動作

次の図はマークポイントへのリンク2 サブアセンブリの機能について説明するとともに、それがコリドーのオフセット基線部分の横断でどのように表示されるかを示します。

マークポイントへのリンク2 サブアセンブリは、次のいずれかを実行します。いずれの場合も得られる結果は同じです。

この新しい、マークポイントへのリンク2 サブアセンブリの使用において、ポイント #7 が主線形に沿ったすべての測点で一定のオフセットにあるという事を信じてはいけません。

オフセット基線コリドーの横断

注意点は次のとおりです。

  • 横断抽出ラインは主基線に対してポイント #8 で(ラインα)直角です。
  • 横断抽出ラインは 1 つまたは複数のセグメントで構成されていて、すべてのセグメントを同一直線状に置きます。
  • コリドーのオフセット部分のコリドー ポイント データはオフセット基線に対するオフセット値を記録しています。
  • このコリドー ポイント データを、ラインβからラインαまでの横断を横断ビューの表示に投影するには、オフセットをコサイン(角γ)で割る必要があります。

この手法を使用すると、幅が 3.5 メートルと定義されるコリドーのオフセット部分上の車線サブアセンブリは、コリドー横断に表示されたとき、幅が 3.5 メートルより少し広くなります。

レイアウト モードの動作

レイアウト モードの場合、アタッチメント ポイントとマークされたポイントの間にリンクが表示されます。

ポイント、リンク、およびシェイプ コード

なし

コード図