この実習では、読み込んだ点群ポイントのサブセットからサーフェスを作成し、点群オブジェクトとサーフェス オブジェクトの関係を確認します。
この実習は、「実習 2: 点群スタイルを使用する」から継続しています。
表示ポイントの密度を調節する
[点群]タブの[点群ツール]パネルにある[ポイント密度]スライダを使用すると、すべての点群について、一度に図面ビューに表示するポイントの密度を調節できます。スライダを 100 に設定すると、750000 ポイントまたは表示領域に存在するすべての点群ポイントのいずれか少ない方が図面に表示されます。
図面の表示領域に表示されているポイントの密度が減少します。
サーフェスに点群のポイントを追加する
図面に閉じたポリゴンが表示されます。次の手順では、このポリゴンの内側にある点群のポイントからサーフェスを作成します。
現在の図面に既に存在するサーフェスに点群のポイントを追加することもできます。
プロパティ値が一致しない場合は、ダイアログ ボックスの左側にあるリンクを使用して前のページに戻ります。
グレーのサーフェス等高線および水色のサーフェス ポイントが図面に表示され、サーフェス オブジェクトが[プロスペクター]タブの[ツールスペース]に表示されます。
サーフェスを修正する
拡大ズームすると、AutoCAD Civil 3D によって点群の密度の設定が反映され、より多くの点群のポイントが表示されます。
水色のサーフェス ポイントが削除され、等高線が更新されます。茶色の点群のポイントは、点群データベースに保管されているため削除されずに表示されています。これらのポイントは、サーフェスに対する編集によって影響を受けません。
サーフェスが更新され、新規領域にある点群データが含まれます。
さらに高度な操作: サーフェスの右側では、サーフェス等高線がポリゴンの範囲を超えて延びています。サーフェスが、その右側の外で三角形分割されているためです。サーフェス範囲外での三角形分割を防ぐために、ポリゴンを外側境界として使用することができます。詳細については、実習「外側の境界をサーフェスに追加する」を参照してください。