配置を作成する前に、ユーザのアプリケーション設定をカスタマイズするための Revit.ini ファイルを準備することができます。配置を作成するときには、カスタム アプリケーション設定オプションを使用して、この Revit.ini ファイルを指定します。
カスタム Revit.ini ファイルを準備するには
- スタンドアロンの Revit を実行します。
- Revit ソフトウェアを開始し、[オプション]ダイアログを使用して、必要に応じて設定を定義します。
Revit オプションの詳細については、「オプション」を参照してください。
各ユーザ グループの設定を適切に定義するためのサポートが必要な場合は、BIM マネージャや経験豊富な Revit ユーザに問い合わせてください。
- Autodesk Revit でユーザの専門分野を定義するには、[オプション]ダイアログの[ユーザ インタフェース]タブの[ツールと解析]オプションを使用します。
- 既定のプロジェクト テンプレートとその場所を指定するには、[ファイルの場所]タブを使用します。
- 次の項目を指定するには、[オプション]ダイアログのその他のタブを使用します。
- 保存通知やジャーナル ファイルのクリーンアップ設定などの一般的なオプション
- 表示と動作をコントロールするユーザ インタフェース オプション
- グラフィックス オプション、ハードウェア アクセラレーションとアンチエイリアスを含む
- ユーザ ファイルおよび点群への既定のパス
- レンダリング、スペルチェック、ナビゲーション、マクロ用のオプション
注: [オプション]ダイアログの[一般]タブで指定されている[ユーザ名]の値は、配置には移行されません。
Revit ユーザ設定を適切に定義したら、Revit ソフトウェアを終了して次の手順に進みます。
- Revit を使用して設定を定義したコンピュータ上で、Windows エクスプローラを使用して次の場所に移動します。
C:¥Users¥<username>¥AppData¥Roaming¥Autodesk¥Revit¥<製品とリリース>
このフォルダには、ソフトウェアを使用したときに作成した Revit.ini ファイルが保存されています。
- 配置を作成するコンピュータから簡単にアクセスできる場所に Revit.ini ファイルをコピーします。
- (省略可能)さらに設定を微調整する必要がある場合は、テキスト エディタを使用して Revit.ini を修正します。
「Revit.ini ファイル」を参照してください。
注: Revit.ini で DisciplineOption ([UserInterface]セクション)の値と[DirectoriesXXX]セクションのパスを指定する場合は、配置を作成するときに、[専門分野を選択]オプションと[設定可能なフォルダ]オプション([アプリケーション設定をカスタマイズ])が無効になります。