輪郭を使用して急勾配領域を加工するには

パーツには 0.2 mm と 0.4 mm の間の材料がまだ残っています(0.3 mm の仕上げ代± 0.1 mm の許容差)。中仕上げ操作をいくつか使用して、このような材料を除去します。

[輪郭]操作を使用して、パーツの急斜面領域を処理します。

  1. リボンで、 [CAM]タブ [3D ミル]パネル [輪郭] をクリックします。

[工具]タブ

  1. [工具]タブで、 ボタンをクリックします。
  2. [Tutorial4]ライブラリから、工具[#20 - Ø10 mm ボール]を選択します。
  3. をクリックして、[工具ライブラリ]ダイアログを閉じます。

[図形]タブ

  1. [図形]タブをクリックします。
  2. [工具制限境界]ドロップ ダウン メニューから、[境界上に工具中心]を選択します。
  3. この操作では、機械加工を急斜面領域に制限します。それには、勾配範囲を制限します。

  4. [傾斜]チェック ボックスを有効にします。
  5. [傾斜開始角度]を 60 度に変更します。
  6. [傾斜終了角度]を 90 度に変更します。

[パス]タブ

  1. [パス]タブをクリックします。
  2. [許容差:]を 0.02 mm に設定します。
  3. [最大切込みピッチ]を 1 mm に設定します。
  4. [深さ順]チェック ボックスを有効にします。
  5. [仕上げ代]チェック ボックスをオンにします。この操作では既定値である 0.1 mm を使用します。

[リンク]タブ

  1. [リンク]タブをクリックします。
  2. [退避方法]ドロップダウン メニューから、[最小退避]を選択します。
  3. [退避動作無効最大距離]を 10 mm に変更します。
  4. [ランプ]グループを展開し、[ランプ角度(度):]を 10 度に変更します。

計算を開始する

  1. [操作]ダイアログ ボックス下にある をクリックするか、グラフィックス ウィンドウで右クリックしてマーキング メニューから[OK]を選択すると、自動的にツールパスの計算を開始します。

ツールパスが計算され、グラフィックス ウィンドウにプレビューが表示されます。



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