スキャロップを使用して緩斜面領域を加工するには

次に、ボスの緩斜面領域に一定のスキャロップ ツールパスを作成します。

  1. リボンで、 [CAM]タブ [3D ミル]パネル [スキャロップ] をクリックします。

[工具]タブ

前の工具[#20 - Ø10 mm ボール]を選択したままにします。このタブの他のすべての設定を変更せずそのまま使用します。

[図形]タブ

この操作で、緩斜面領域の加工を制限します。それには、勾配範囲を制限します。

  1. [図形]タブをクリックします。
  2. [傾斜]チェック ボックスを有効にします。
  3. [傾斜開始角度]を 0 度に変更します。
  4. [傾斜終了角度]を 65 度に変更します。
  5. 注: 水平から 0 度(水平)から 65 度に加工します。この操作は、急斜面領域のこの操作と前回の操作との間の移動ゾーンに余分な材料がないようにし、工具は既に加工された領域で開始されます。

    傾斜角度の設定にはパーツのベースのフラット面も含まれますが、これは後で平坦部仕上げ加工法を使用して、仕上げ代 0 で仕上げられます。

    パーツのフラットベースの加工を回避するには、これを回避サーフェスとして選択することができます。

  6. [回避/接触サーフェス]チェック ボックスを有効にします。
  7. [回避/接触サーフェス] ボタンをアクティブにして、パーツのベースにあるフラット面を選択します。

[パス]タブ

  1. [パス]タブをクリックします。
  2. [許容差:]を 0.02 mm に設定します。
  3. [切削ピッチ:]を 1 mm に設定します。
  4. [仕上げ代]チェック ボックスをオンにします。もう一度、0.1 mm の既定値を使用します。

計算を開始する

  1. [操作]ダイアログ ボックス下にある をクリックするか、グラフィックス ウィンドウで右クリックしてマーキング メニューから[OK]を選択すると、自動的にツールパスの計算を開始します。

ツールパスが計算され、グラフィックス ウィンドウにプレビューが表示されます。



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