次に、ボスの緩斜面領域に一定のスキャロップ ツールパスを作成します。
- リボンで、
[CAM]タブ
[3D ミル]パネル
[スキャロップ]
をクリックします。
[工具]タブ
前の工具[#20 - Ø10 mm ボール]を選択したままにします。このタブの他のすべての設定を変更せずそのまま使用します。
[図形]タブ
この操作で、緩斜面領域の加工を制限します。それには、勾配範囲を制限します。
- [図形]タブをクリックします。
- [傾斜]チェック ボックスを有効にします。
- [傾斜開始角度]を 0 度に変更します。
- [傾斜終了角度]を 65 度に変更します。
注: 水平から 0 度(水平)から 65 度に加工します。この操作は、急斜面領域のこの操作と前回の操作との間の移動ゾーンに余分な材料がないようにし、工具は既に加工された領域で開始されます。
傾斜角度の設定にはパーツのベースのフラット面も含まれますが、これは後で平坦部仕上げ加工法を使用して、仕上げ代 0 で仕上げられます。
パーツのフラットベースの加工を回避するには、これを回避サーフェスとして選択することができます。
- [回避/接触サーフェス]チェック ボックスを有効にします。
- [回避/接触サーフェス] ボタンをアクティブにして、パーツのベースにあるフラット面を選択します。
[パス]タブ
- [パス]タブをクリックします。
- [許容差:]を 0.02 mm に設定します。
- [切削ピッチ:]を 1 mm に設定します。
- [仕上げ代]チェック ボックスをオンにします。もう一度、0.1 mm の既定値を使用します。
計算を開始する
- [操作]ダイアログ ボックス下にある
をクリックするか、グラフィックス ウィンドウで右クリックしてマーキング メニューから[OK]を選択すると、自動的にツールパスの計算を開始します。
ツールパスが計算され、グラフィックス ウィンドウにプレビューが表示されます。
「仕上げ操作にスキャロップを使用するには」に進んでください。