加工指示書フィーチャでは、CNC 操作者のために NC プログラムの概要を生成することができます。Inventor HSM には、いくつかの指示書が含まれています。そのうち、HTML の加工指示書が既定で、完全にカスタマイズすることができます。
ヒント: 加工指示書およびポスト プロセッサのカスタマイズに関して認定販売パートナーに問い合わせてください。
加工指示書を作成する
加工指示書を自動的に作成するには、次の手順に従います。
- パーツと WCS がはっきり表示されるように、モデル ビューポートの向きを変更してズームします。
- CAM ブラウザから、加工指示書に含める操作を選択するか、すべての操作を含めるように選択をクリアします。
- リボンで、
[CAM]タブ
[ツールパス]パネル
[加工指示書]
をクリックします。または、CAM ブラウザで適切な操作を右クリックして、ポップアップ コンテキスト メニューから[加工指示書を生成]を選択します。
- 加工指示書を保存するフォルダを指定するようプロンプトが表示されます。加工指示書を印刷するだけの場合は、既定の一時フォルダを使用することができます。後で加工指示書を保存する場合は、適切なフォルダを検索または作成する必要があります。
- 加工指示書が作成され、インターネット ブラウザで自動的に開きます。インターネット ブラウザから加工指示書を印刷することができます。
ほとんどの加工指示書には、その動作を調整するために使用できる共通の設定があります。この設定は、[ポスト処理]ダイアログ ボックスで行うことができます。たとえば、setup-sheet.cps という名前の HTML の加工指示書を選択したときに、右下のプロパティ一覧にある toolChangeTime を設定して、工具変更時間を秒単位で設定することができます。
加工指示書の例