グループ ポリシーを使用してコンピュータに配置を割り当てる

グループ ポリシー管理コンソール(GPMC)がインストールされていて、Active Directory サーバにアクセスできる Windows 7 または 8 コンピュータ、Windows 2003、2008、または 2012 サーバから、次の手順を実行します。

注: 詳細は、Microsoft TechNet で "Group Policy Management Console" を検索してください。

配置をコンピュータに割り当てるには

  1. グループ ポリシー管理コンソール(gpmc.msc)を開始します。
  2. グループ ポリシー オブジェクト(GPO)を作成する組織単位を右クリックします。次に、[GPO の作成およびリンク]を選択し、グループ ポリシーの名前を指定します。
  3. ポリシーを編集します。
  4. [グループ ポリシー オブジェクト エディタ]ダイアログ ボックスの[ソフトウェアの設定]ノードで、[ソフトウェア インストール]を右クリックし、[新規作成] [パッケージ]を選択します。
  5. [ファイルを開く]ダイアログ ボックスで、配置プロセスで作成した管理イメージの場所に移動します。Img¥<プロセッサの種類>¥<製品名フォルダ> を指定します。プロセッサの種類は、配置で作成したプロセッサの種類に応じて、x86 か x64 のどちらかです。
    x86 配置の場合:

    ¥¥server123¥Deployment¥Img¥x86¥<製品名>

    x64 配置の場合:

    ¥¥server123¥Deployment¥Img¥x64¥<製品名>

  6. <製品名>-<配置名>.msi という名前の MSI (Windows インストーラ パッケージ)ファイルを選択します。[開く]をクリックします。

    製品が AutoCAD で配置の名前が "Design 2014 64 bit" の場合、配置の MSI ファイルの名前は、acad-Design 2014 64 bit.msi となります。

  7. [ソフトウェアの展開]ダイアログ ボックスで、[詳細設定]を選択し、[OK]をクリックします。
  8. [プロパティ]ダイアログ ボックスの[変更]タブで、[追加]をクリックします。
  9. [ファイルを開く]ダイアログ ボックスで、<製品名>-<配置名>.mst という名前の転送パッケージ ファイルを選択します。[開く]をクリックします。
  10. [プロパティ]ダイアログ ボックスの[変更]タブで、[追加]をクリックします。
  11. [ファイルを開く]ダイアログ ボックスで、<deployment location>¥Tools に移動し、gpo.mst という名前の Transform Package ファイルを選択します。
  12. [OK]をクリックし、パッケージを完成させます。

Language Pack を追加する

製品が Language Pack(言語パック)を使用する場合、パッケージに言語パックを追加する必要があります。

Language Pack(言語パック)を追加するには

  1. [グループ ポリシー オブジェクト エディタ]ダイアログ ボックスの、[ソフトウェアの設定]の下で、同じオブジェクトに対して[ソフトウェア インストール]を右クリックし、[新規作成][パッケージ]をクリックします。
  2. [ファイルを開く]ダイアログ ボックスで、配置の作成時に指定した管理イメージの場所に移動します。Img¥<プロセッサの種類>¥<地域>¥<製品名>¥<製品名>lp.msi を選択します。[開く]をクリックします。

    <地域> は、たとえば日本語には ja-jp を使用します。

    x86 配置の場合: ¥¥server123¥Deployment¥Img¥x86¥ja-jp¥<製品名>
    x64 配置の場合: ¥¥server123¥Deployment¥Img¥x64¥ja-jp¥<製品名>
  3. [ソフトウェアの展開]ダイアログ ボックスで、[詳細設定]を選択し、[OK]をクリックします。
  4. [<製品名> のプロパティ]ダイアログ ボックスの[変更]タブで、[追加]をクリックします。
  5. [ファイルを開く]ダイアログ ボックスで、Img¥<プロセッサの種類>¥acad にある <製品名>-<配置名>.mst という名前の転送パッケージ ファイルを選択します。[開く]をクリックします。
  6. [<製品名> のプロパティ]ダイアログ ボックスの[変更]タブで、[追加]をクリックします。
  7. [ファイルを開く]ダイアログ ボックスで、<deployment location>¥Tools に移動し、gpo.mst という名前の Transform Package ファイルを選択します。
  8. [OK]をクリックし、パッケージを完成させます。

製品固有のパッケージを追加するには

  1. [グループ ポリシー オブジェクト エディタ]ダイアログ ボックスの、[ソフトウェアの設定]の下で、同じオブジェクトに対して[ソフトウェア インストール]を右クリックし、[新規作成][パッケージ]をクリックします。
  2. [ファイルを開く]ダイアログ ボックスで、配置の作成時に指定した管理イメージの場所に移動します。Img¥<プロセッサの種類>¥<地域>¥<製品名>ps.msi を選択します。[開く]をクリックします。

    次の例で使用されている <地域> は、日本語を表す ja-jp です。

    x86 配置の場合: ¥¥server123¥Deployment¥Img¥x86¥ja-jp¥<製品名>
    x64 配置の場合: ¥¥server123¥Deployment¥Img¥x64¥ja-jp¥<製品名>
  3. [ソフトウェアの展開]ダイアログ ボックスで、[詳細設定]を選択し、[OK]をクリックします。
  4. [<製品名> のプロパティ]ダイアログ ボックスの[変更]タブで、[追加]をクリックします。
  5. [ファイルを開く]ダイアログ ボックスで、Img¥<プロセッサの種類>¥<製品名> にある acad-<配置名>.mst という名前の転送パッケージ ファイルを選択します。[開く]をクリックします。
  6. [<製品名> のプロパティ]ダイアログ ボックスの[変更]タブで、[追加]をクリックします。
  7. [ファイルを開く]ダイアログ ボックスで、<deployment location>¥Tools に移動し、gpo.mst という名前の Transform Package ファイルを選択します。
  8. [OK]をクリックし、パッケージを完成させます。

これで、作成した GPO の組織単位のメンバーになっているすべてのコンピュータに、GPO が割り当てられました。組織単位内のコンピュータを次に再起動すると、プログラムがインストールされ、コンピュータのすべてのユーザが使用可能になります。グループ ポリシーが正しく作成されたことを確認するには、「グループ ポリシー配置を確認する」を参照してください。