グループ ポリシーを使用して、特定のコンピュータに配置を割り当てることで、プログラムをアドバタイズおよびインストールできます。通常、複数のユーザが共有するコンピュータに配置を割り当てます。コンピュータに割り当てられた配置は、そのコンピュータの任意のユーザが使用できます。
注: オートデスク製品は、コンピュータにインストールされ、そのコンピュータにログオンした任意のユーザが製品を実行できるように設計されています。配置をコンピュータにではなく、特定のユーザに割り当てた場合、2 人目のユーザがプログラムをインストールまたはアンインストールしようとすると、問題が発生することがあります。
グループ ポリシー使用の長所と短所の概要を次に示します。
長所
- 配置機能と一緒に動作します。
- 配置にカスタム ファイルを追加できます。
- ユーザに配置するのではなく、コンピュータに配置します。
短所
- MSI 実行ファイルにコマンドライン パラメータを渡すことができません。代わりに、スクリプトを使用する必要があります。
- 配置を作成するときに設定した内容以外に、アプリケーションの設定をカスタマイズすることはできません。
通常、オートデスク製品には、オートデスク製品をサポートするためにコンピュータにインストールしなければならないソフトウェア要件があります。特に、Microsoft .NET Framework 4.0、Fusion、Fusion plug-in は、グループ ポリシーを使用する前にインストールしなければなりません。製品を配布する前に、 各製品の「動作環境」を検討し、プログラムをインストールするコンピュータにそれらがインストールされていることを確認します。
グループ ポリシーを使用してのプログラムの配布には、次の 3 つの主要な段階があります。
- アプリケーション配布ポイント(管理イメージ)を作成します。 アプリケーション配布ポイントは、配置の作成時に作成されます。
- コンピュータに配置を割り当てます。詳細は、「グループ ポリシーを使用してコンピュータに配置を割り当てる」を参照してください。
- インストレーションを確認します。 プログラムが正しくインストールされているか確認します。詳細は、「グループ ポリシー配置を確認する」を参照してください。