AutoCAD Map Survey を使用して、 インダストリ モデルの図面 と エンタープライズ インダストリ モデル のフィールド測定値を読み込み処理します。モジュールが、土質とGPSの測量データを読み込むツールを提供します。フィールド データを読み込み、測量データベースのスキーマで座標を計算します。次に、統計の数量を使って結果を解析し、用水、または、下水などの適切なインダストリ モデルに座標を分布します。
測量は、AutoCAD Map 3D（スタンドアロン バージョン）とともに、または、なしで使用することができます。測量のスタンドアロン バージョンの使用時には、ネットワーク プランを表示することができません。調整計算を実行し、オフラインでネットワーク プランを作成することができます。たとえば、フィールドからオフィスに戻った時に、スタンドアロン バージョンを使用して、コンピュータに測定しを保存し、計測器のメモリを空けます。通常、スタンドアロン モードで調整を計算し、ポイントを分布することができます。エラーと警告が発生した場合、図面上の結果表示を使って、エラーを検索するとより簡単です。
測量データベース
測量では、測定値、計算設定、結果を別々のデータベース スキーマに保存します。 Infrastructure Administrator を使用して、測量データベースを作成します。「測量データベースの作成」を参照してください。
調整計算
測量は、最小二乗法に基づいてた調整処理を使用してポイントの座標を計算します。今までは、ネットワーク調整は、主に、高さの精度のネットワークに使用されていました。詳細ポイントに調整計算を使用すると以下の利点があります。
- 1つの調整計算で、すべての観測値を統合します。
- 統計的検定を適用して計測エラーを検出します。
各ポイントの精度と信頼性は、データベースに保存されています。
調整計算は、次の2つのステップから成っています。
- 近似座標の計算
- 調整計算(最小二乗法による調整)
計算は、水平座標系(東座標または北座標）の2D調整と、高さの1D調整から、構成されています。
調整結果がネットワーク プランとレポートに図表を用いて表示されます。