概要 - ローカルの信頼性 Zi

ローカルの信頼性は、測定値がどのように管理されているか、そして、大誤差が検出される見込みは、どれくらいかを説明します。Zi は、ネットワークデザインに従属しています。

ローカルの信頼性 Zi [%]は、ここの観測値におけるネットワークの重複決定の分布を表す信頼性の要素です(冗長数)。

注:

計算プロジェクトの設定を使用して、ローカルの信頼性の縮尺しきい値を変更します。「計算プロジェクトの設定」ｗを参照してください。

100％の値は、観測値が完全に管理されていることを示しています。
0％の値は、管理されていない観測値を示しており、起こりうる大誤差を検出することができず、また、ベクトル微分演算子が無限であることを意味します。たとえば、一度だけ計測されたポイントの Zi は、0％となります。
たとえば、観測値のローカルの信頼性が 10% である場合、10% の起こりうる計測エラーが、その残差に認識できますが、そのエラーは検知できなかったことになります。
20％の値は、測定値がよく管理されていることを示しています。
25％から60％の間の値は、よく設計されたネットワークであることを示します。

[ローカルの信頼性の解析]リンクをクリックし、[結果]ダイアログボックスを開きます。[結果]ダイアログボックスの[計測結果]タブで、Zi列の見出しをクリックし、Zi値をソートします。

測定値の行を選択し、右クリックをした後、[測点の表示]をクリックし、ポイントが計測された測点の[計測]ダイアログボックスを開きます。

緑の信号は、すべての測定値が管理され、Zi が、ローカルの信頼性について定義された縮尺しきい値よりも上回ることを示します。
黄色の信号は、いくつかの観測値の Zi 値が確定できなかったことを警告します。たとえば、重複決定されていないポイント用です。一度だけ計測された詳細ポイントを含めたい場合は、継続します。
測定値に単一の測定値を含まない場合、構成、または、許容範囲を確認します。

いくつかのポイントに単一の測定値を許可したい場合は、[フィールドコード一覧]を変更し、[単一]オプションを選択します。「計算用のフィールドコード設定」を参照してください。
緑の信号は、管理されていない測定値が、いくつかあり、Zi が、ローカルの信頼性について定義された縮尺しきい値よりも下回ることを示します。一覧には、最小のZi値を持つ5つの観測値が表示されます。[表示]リンクをクリックして、[結果]ダイアログボックスを開きます。