計算プロジェクトの設定

最初の計算ステップで、下記のテーブルに示すとおり計算パラメータを指定します。

注:

計算のどの段階でも設定を修正することができます。「ステップ3、参照ポイントの検索」で、再び開始する必要があります。

計算プロジェクトの設定

説明

計算プロジェクトの名前

特定の名前を指定します。

計算プロジェクトの説明

計算プロジェクトについて説明します。

オプション

調整のタイプと距離の縮減を設定するにはすべてのオプションを表示するには、をクリックします。

距離の縮小

距離の縮減が適用されるかどうかが選択されます。

縮減する高さ

距離の縮減で、高さが算出されていない場合は、測量領域の平均の高さが特定されます。

グローバル設定で、大きな単位にカテゴリ1を使用し、表示単位を指定します。「単位設定」も参照してください。

縮減

必須参照システムと縮減のアルゴリズムが特定されます。すべてのオプションを表示するには、をクリックします。

モジュール

距離の縮減には、縮減のアルゴリズムが選択されます。「全般的な縮減」を選択し、AutoCAD Map 3Dでサポートされている座標系を使用します。

「特定の縮減」を選択し、特定のアルゴリズムを使用します。次に、システムによって、ドキュメントの空間範囲が、選択された基準座標系と一致するかどうかが確認されます。

基準座標系

距離の縮減のための基準座標系が選択されます。

「全般的な縮減」が選択されている場合、Map 3Dの既定の座標系が一覧に表示されます。

「特定の縮減」が選択されている場合、局所的な要件に合うよう修正された基準座標系が一覧に表示されます。

説明

選択した基準座標系の説明が表示されます。普遍的な基準座標系には、見慣れたテキスト解説(WKT)が表示されます。

拡張オプション

拡張オプションで、調整計算プロセスを制御します。すべてのオプションを表示するには、をクリックします。

[次へ]をクリックすると、システムは、無効な入力や見つからない入力を点検します。

最高平均残差(Wi)縮尺しきい値

正規化残差 Wiの最高値が指定されます。0-20の値を入力します。「正規化残差 Wi」も参照してください。

イタレーションの最大数

「ステップ7、調整の計算」で近似座標を改善するために実行されるイタレーションの数が特定されます。0から20までの値を入力します。通常、最初の近似値計算の結果は、十分に有効です。

座標値の最大増加幅

座標の変換では、座標の観測値を処理するという意味です。2つのイタレーション間の座標値の最大増加幅が特定されます。0から1までの値を入力します。単位は、データベースで使用される長さの単位に対応します。

エラー、第2のタイプ

第2のタイプのエラーの確立が[%]に特定されます。値は、ベクトル微分演算子の値を計算するために使用されます。0から100までの値を入力します。ベクトル微分演算子は、観測値の検出されない最大エラーです。

カイ二乗検定の最小縮尺しきい値

カイ二乗検定の成功を確定する最小値が特定されます。「カイ二条検定」を参照してください。

屈折係数

屈折係数が指定されます。

標準屈折係数

標準偏差(0-0.5)が指定されます。

近似のオリエンテーションの縮尺しきい値

タキメータ処理では、測点オリエンテーションの標準偏差の上限を指定します。この制限を上回った場合、「ステップ4、近似値の計算」の測点の近似座標を特定することができません。

一面の縦の要素

片面の鉛直角の観測値の推定標準偏差を算定するのに使用される要素が指定されます。0から5までの値を入力します。

最低限の信頼性(Zi)縮尺しきい値

局所の信頼性の最小値が特定されます。「局所の信頼性 Zi」を参照してください。