借用したライセンスを期限前に返却するには

期限前にネットワークにライセンスを返却する方法を説明します。

借用されたライセンスの借用期限になると、ネットワーク ライセンスは自動的にネットワーク ライセンス サーバに返却されます。期限前にライセンスを返却することもできますが、これを行うには、ご使用のコンピュータがネットワーク ライセンス サーバに接続されている必要があります。

借用ライセンスを返却すると、ネットワーク ライセンス サーバに接続しているときにライセンスを再び借用できるようになり、サーバ上のライセンスが有効になります。

  1. 次のいずれかの操作を行います。
    • [ツール]メニュー [ライセンスを確認] [ライセンスを期限前に返却]を選択します。
    • [ヘルプ]メニュー [バージョン情報] [製品情報]または[製品ライセンス情報]を選択します。[製品のライセンス情報]ダイアログ ボックスで、[ライセンスを返却]ボタンをクリックし、[はい]をクリックします。
    • [ヘルプ]メニュー [<製品名> バージョン情報]を選択します。[<製品名> バージョン情報]ウィンドウで、[製品のライセンス情報]をクリックします。[製品のライセンス情報]ウィンドウで、[ライセンスを返却]ボタンをクリックし、[はい]をクリックします。
    • RETURNLICENSE[ライセンス返却]コマンドを入力します。
    • ステータス トレイで、ライセンス借用アイコンを右クリックし、[ライセンスを期限前に返却]を選択します。
      注: 製品でステータス トレイのライセンス借用コマンドへのアクセスがサポートされている場合は、この方法で借用したライセンスを期限前に返却できますが、ステータス トレイの表示設定をオンにしておく必要があります。表示設定をオンにするには、ステータス バーの空き領域を右クリックし、[トレイの設定]を選択します。
  2. ライセンスがネットワーク ライセンス サーバに返却されます。

ライセンスを返却できないことを示す「ライセンス返却エラー」が表示された場合、原因は恐らく、ライセンスが貸し出されてからクライアントまたはサーバのハードウェアが変更されたことにあります。この状況は、次のように解決できる可能性があります。

  1. クライアント コンピュータのシステム日付を、借用したライセンスの有効期限後の日付に変更します。
  2. オートデスク製品を起動し、借用したライセンスをもはや使用していないことを確認します。
  3. ネットワークに接続して別のライセンスを借用した後、通常の方法でそれを返却します。
  4. コンピュータのシステム日付を、実際の日付にリセットします。