クラスタ デフォーマ ハンドルが変換(移動、回転、スケール)されたときに限って、クラスタのデフォメーション エフェクトを生成するかどうかを指定します。相対(Relative)をオンに設定すると、クラスタ デフォーマ ハンドル自体が変換されたときのみ、デフォメーション エフェクトが生成されます。相対がオンに設定されている間は、ハンドルにペアレント化されたオブジェクトを変換しても、デフォメーション エフェクトは生成されません。相対(Relative)をオフに設定すると、ハンドルにペアレント化されたオブジェクトの変換によってデフォメーション エフェクトが生成されます。相対(Relative)アトリビュートは、クラスタ デフォーマを作成した際にモード作成オプションによって初期設定されます。詳細については、モード(Mode)を参照してください。
デフォメーションの精度を、完全に正確なものにするか近似的なものにするかのいずれにするかを指定します。全体または部分解像度を選択できます。全体(Full)を指定すると、変形が 100 パーセント正確に行われます。部分(Partial)を指定するとデフォメーションが近似的に行われるため、表示パフォーマンスを高めることができます。部分の設定時には、解像度パーセント(Percent Resolution)に基づいてクラスタのウェイト値を丸めます。既定値は全体(Full)です。
クラスタ デフォメーションの解像度をラウンド補正するためのインクリメント(増分)率を指定します。クラスタのウェイト値は、指定したインクリメント率を使ってその次に低いインクリメントに端数をラウンド補正されます。たとえば、解像度パーセント(Percent Resolution)が 5.00 の場合、クラスタのウェイト値の .94 は端数を切り捨てて .90 になります。クラスタのウェイト値の .46 は端数を切り捨てて .45 になります。既定値は 5.00 です。解像度(Resolution)が部分(Partial)に設定されている場合のみに使用可能です。
リジッド スキニングの補間方向を設定します。クラスタのウェイト値を少しでも変更した場合に、デフォメーション エフェクトが不連続になるという現象が起こります。この現象は、クラスタ デフォーマが変形に使用した補間方向が不適切な場合に発生します。補間方向を変更するには、角度の補間(Angle Interpolation)を最近接(Closest)、ポジティブ(Positive)、またはネガティブ(Negative)に設定します。既定の角度の補間(Angle Interpolation)は最近接に設定されており、この設定で通常のリジッド スキニングのデフォメーション エフェクトを生成することができます。ほとんどの場合は、この既定の設定で問題ありませんが、エフェクトに不連続性が生じた場合は、ポジティブまたはネガティブに設定してデフォメーション エフェクトを調整してください。