この例では、車のモデル アセットのテンプレートを設定してから、車を扱うチーム メンバー用のさまざまなビューを作成します。
車のアセットを設定する
車のモデルのアセットで、車体、インテリア、車軸、ライト、ドアのグループ ノードをカプセル化します。
車のアセットのテンプレートを作成する
アセットのパブリッシュ済みアトリビュートが右側のパネルに表示されます。
ファイル ブラウザが開き、現在のプロジェクトの assets サブディレクトリが表示されます。
テンプレートはassets サブディレクトリに保存されます。テンプレート名はアセット エディタ(Asset Editor)の上部に表示されます。
既定のテンプレート ファイルでは、パブリッシュ済みのアトリビュートはすべてフラット リストで表示されます。次の手順では、アセットの整理に役立つように、ビューを追加してこのテンプレート ファイルにその他の編集作業を行います。
テンプレート ビューを作成する
ビューの追加オプション(Add View Options)ダイアログ ボックスが表示されます。
テンプレートが切り替わり、アセット エディタ(Asset Editor)の右側のパネルには、新しいビューが使用されます。新しいビューはアトリビュート エディタ(Attribute Editor)でもアクティブになります。
アセットのアトリビュートは、現在、既定のノード別のグループ(Group By Node)レイアウトを使用して整理されています。アトリビュートの各グループは、親ノードの名前に基づいた見出しの下に表示されます。
次の手順では、Modeler ビューをカスタマイズします。
アトリビュートのビューをカスタマイズする
Modeler ビューの作成時にノード別のグループ(Group By Node)オプションを選択したため、XML ファイルのすべてのアトリビュートは「グループ名」の見出しの下にグループ化されます。
このビュー定義では、各パブリッシュ済みアトリビュートはプロパティ要素によって表されます。プロパティ要素は、パブリッシュ済みアトリビュートの名前に対応します。
プロパティ定義内に要素を追加する場合、プロパティ要素から最後のスラッシュ「/」を削除して、</property> タグを追加してください。
説明テキストは、アセット ユーザがアトリビュート エディタ(Attribute Editor)でマウス ポインタを各アトリビュートの上に置いたときに表示されます。
これらのすべての変更によって、モデリング アーティストが車のアセットを操作するときに使用するインタフェースを自由にカスタマイズできます。
右側のパネルのパブリッシュされたアトリビュートが更新され、変更内容が反映されます。この変更内容は、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)などの他のエディタにも反映されます。
Vehicle テンプレートを別の車のモデルに割り当てる
これで Vehicle テンプレートの設定が完了したので、このテンプレートを使用して他の車のアセットを作成することができます。車のすべてのアセットにパブリッシュ済みアトリビュートの同じ名前を使用すると、すべての車のモデルが必要なアトリビュートを実装していることを検証できます。また、カスタマイズした同じビューを車のすべてのアセットに割り当てることもできます。
Vehicle テンプレートはLowPolyCar_AST アセットに割り当てられます。テンプレート ファイルのパブリッシュ済みの名前のリストが、右側のパネルの バインド解除済(Unbound)の見出しの下に表示されるようになります。
これで車のモデルに必要なパブリッシュ済みアトリビュートの名前のロードが完了したので、LowPolyCar_AST アセットのアトリビュートをパブリッシュ済みの名前にバインドすることができます。
これで、左側のパネルで選択したアトリビュートが、右側のパネルで選択したパブリッシュ済みの名前を持つ LowPolyCar_AST アセットにパブリッシュされました。バインド アイコン がバインド解除アイコン に変化します。これは、パブリッシュ済みの名前がアトリビュートにバインドされたことを示します。 をクリックしてアセット エディタ(Asset Editor)をリフレッシュすると、バインドされたアトリビュートはバインド解除済(Unbound)リストの上位に表示されます