mental ray standalone でマスター マシンをセットアップする(方法 1)

mental ray standalone でマスター マシンをセットアップするには - 方法 1

  1. .rayhosts ファイルを作成します。このファイルの各行でネットワーク レンダー スレーブとして使用するマシン名を指定します。
  2. ファイルを次のいずれかの場所に保存します。
    • 現在のマシンのホーム ディレクトリに .rayhosts というファイルを置きます。Linux および Mac OS X 上のホーム ディレクトリは、環境変数 $HOME によって指定されます。Windows マシンでは、%HOMEDRIVE%¥%HOMEPATH% (ほとんどのマシンでは、ホーム ディレクトリは C:¥)によって指定されます。
    • 現在のディレクトリに .rayhosts というファイルを保存します。たとえば、このディレクトリからレンダラが起動されます。現在のディレクトリの .rayhosts ファイルは、マシンのホーム ディレクトリにあるファイルよりもオーバーライドされます。
      注: 読み込まれている hosts ファイル(存在する場合)や、アクセスされているネットワーク レンダー スレーブを確認するには、ray コマンドを冗長レベル 4 以上で実行してください。 たとえば、D:¥> ray -v 4 test.mi を実行すると、以下のような出力結果が生成されます。
      MAIN .0 info : mental ray, version 3.4
      MAIN .0 info :
      [...]
      MAIN .0 info :
      MAIN 0.0 info : version 3.4, 4 Dec 2004
      MAIN 0.0 info : compiled on: Windows NT 4.0, x86
      MSG 0.0 info : reading hosts file C:\\.rayhosts
      MSG 0.0 info : connecting host foobar1:7054 
      JOB 0.0 info : started thread 0 on foobar1 now known as host 1
      MSG 0.0 info : connecting host foobar2:7054 
      JOB 0.0 info : started threads 0,1 on foobar2 now known as host 2
      .....
      

      この出力例は、hosts ファイルとして C:¥.rayhosts が読み込まれていること、またネットワーク レンダー スレーブとして foobar1 foobar2 が指定されていることを示します。メッセージ started thread 0, 1... は、スレーブに正常にアクセスできていることを示しています。

関連項目