キーフレームの選択ツール(Select Keyframe Tool)を使用すると、ドープシート(Dope Sheet)で時間を管理できます。キーフレームの選択ツール(Select Keyframe Tool)を使用すると、ドープシート マニピュレータ(Dope Sheet Manipulator)を配置および作成することができます。ドープシート マニピュレータ(Dope Sheet Manipulator)を使用すると、空白の時間領域、およびキーを含む時間領域をドープシート(Dope Sheet)にコピー、カット、ペーストすると共に、選択、移動、スケールすることができます。この機能は、時間領域やキーフレームの移動、スケール、ミュート、追加、削除が必要なときに、時間やキーフレームの追加や除去に合わせて、アニメーションの残りの部分をずらすことができるので便利です。たとえば、時間とキーの領域をカットすると、アニメーション内の残りの時間とキーがずらされ、カットによって生じたギャップが埋められます。その後、時間とキーをペーストすると、アニメーションはシフトされ、ペーストされた時間とキーのためのスペースが作られます。
このツールを使用すると、個々のキーと接線を 1 回のマウス クリックですばやく移動することができます。
このツールが移動ツール(Move Tool)と大きく違う点は、一度に 1 つのキーしか操作できないことです。また、グラフ ビュー内でキー ポイントまたは接線ハンドルを正確に選択しなくても、アクティブなカーブ上にある最も近いキーが自動的に操作されます。
選択項目に最も近いキーの移動ツール(Move Nearest Picked Key Tool)アイコンをダブル クリックすると、このツール用のツール設定(Tool Settings)ウィンドウが開きます。
次のいずれかのオプションを設定します。
選択項目に最も近いキーの移動(Move Nearest Picked Key)ツールがカーブのキーを通過できないようにします(次のキーをまたいで(Move Over)を参照)。
アクティブなカーブ上にあるキーを通過できるようにします(既定の設定)。この機能を使用すると、アニメーション カーブを簡単に微調整することができます。
既存のアニメーション カーブに新しいキーを設定するには、キーの挿入ツール(Insert Keys Tool)を選択します。新しいキーを追加するカーブを選択するには、そのカーブをクリックします。
新しいキーの場所は、アニメーション カーブに沿ってを押しながらドラッグして決定します。そして、挿入したい位置で中マウス ボタンから指を離すと、その位置にキーが設定されます。
新しいキーには、元のアニメーション カーブ セグメントのシェイプを維持するような接線が割り当てられます。
グラフ ビュー内で選択したアニメーション カーブにキーを追加する場合は、キーの追加ツール(Add Keys Tool)を使用します。
新しいキーを配置するカーブ上の場所をでクリックします。すると、その位置にキーが設定されます。
新しいキーの接線は、隣接するキーの接線と同じタイプになります。
キーの追加ツール(Add Keys Tool)は、でクリックされたカーブ上の場所に新しいキーを配置します。このツールにはグラフ エディタ(Graph Editor)のキーの追加ツール(Add Keys tool)と同様の機能がありますが、重要な違いがあります。ドープシート(Dope Sheet)のビュー領域には値が表示されないため、ドープシート内でキーの追加ツール(Add Key Tool)を使用すると、キーの値がアトリビュートの現在値に設定された状態でキーが設定されます。
詳細(Stats)フィールドには、選択したキーのタイムと値を表す数値が表示されます。キーボードから明示的に値を入力するか、演算子を既存の値に適用して、これらの値を編集することができます。これらのフィールドに入力できる演算子は、チャネル ボックス(Channel Box)で使用される演算子と同じです。詳細については、「チャネル ボックス(Channel Box)」を参照してください。
演算子 | 関数 |
---|---|
+= 値 |
入力した値を既存の値に加算する。 |
*= 値 |
入力した値と既存の値を乗算する。 |
-= 値 |
入力した値を既存の値から減算する。 |
/= 値 |
入力した値で既存の値を除算する。 |
このアイコンを使用すると、ドープシート(Dope Sheet)のビュー領域内で現在選択されているすべてのアニメーション カーブのキーをフレームに収めることができます。
このアイコンを使用すると、ドープシート(Dope Sheet)のビュー領域の現在選択されている再生範囲(Playback Range)内にあるすべてのキーをフレームに収めることができます。
このアイコンを使用すると、ドープシート(Dope Sheet)のビュー領域で現在のタイムを中央に揃えます。
リスト(List)メニュー内で下位階層(Hierarchy Below)オプションのオン/オフを切り替えるには、このボタンをクリックします。詳細については、下位階層(Hierarchy Below)を参照してください。
リスト(List)メニューの選択オブジェクトの自動ロード(Auto Load Selected Objects)オプションをオン/オフに切り替えるには、このボタンをクリックします。詳細については、選択オブジェクトの自動ロード(Auto Load Selected Objects)を参照してください。
選択オブジェクトの自動ロード(Auto Load Selected Objects)オプションがオフのときにこのボタンをクリックすると、選択したオブジェクトがドープシート(Dope Sheet)のビュー領域(View Area)に読み込まれます。詳細については、選択オブジェクトのロード(Load Selected Objects)を参照してください。
このアイコンを使用すると、グラフ エディタ(Graph Editor)を開き、現在選択されているオブジェクトのアニメーション カーブをロードすることができます。
このアイコンを使用すると、Trax エディタ(Trax Editor)を開き、現在選択されているオブジェクトのアニメーション クリップをロードすることができます。