パーティクルをボリューム内に維持する

放射状フィールドは任意のボリューム外にあるパーティクルにのみ影響力があり、それらのパーティクルを任意のボリュームに押し戻します。放射状フィールドを使用することで、ボリューム内にパーティクルと nParticle をとどめることができます。この手順を使用すると、ボリューム エミッタにパーティクルをとどめることもできます。

ボリューム トラップ アトリビュートを使用して、既存のボリューム シェイプ フィールドからオブジェクトを離すこともできます。詳細については、ボリューム トラップを参照してください。

パーティクルをボリュームの内側にとどめるには

  1. パーティクル(またはエミッタ)と、それらのパーティクルを存在させたいボリューム フィールドを作成します。
  2. パーティクルを選択し、ダイナミクス(Dynamics)または nDynamics メニュー セットからフィールド > 放射状(Fields > Radial) > を選択します。
  3. 放射状フィールドのボリューム シェイプを、手順 1 で作成したフィールドと同じに設定します。
  4. ボリュームの排除(Volume Exclusion)をオンに設定します。
  5. 放射状フィールドのマグニチュードを負の値に設定します。

    最初に作成したフィールドのマグニチュード値の約 2 分の 1 の値で試してみてください。ただし、負の値です。たとえば、その最初のフィールドのマグニチュード値が 10 または -10 の場合、放射状フィールドのマグニチュード値を -5 にして試してみます。

  6. 放射状フィールドを最初のフィールドにペアレント化した後、放射状フィールドのトランスフォームをリセットして一致の状態にします。

    これにより、放射状フィールドは、元のフィールドと同じボリュームになります。

    パーティクルが元のボリューム フィールド外に移動するたびに、放射状フィールドは、それらのパーティクルを元のボリューム内に押し戻します。自分が希望するのとぴったり一致する外観を得たい場合は、放射状フィールドのマグニチュード値およびトランスフォーム値を調整します。