シェル上の内側の UV をリラックスする前に、UV シェルの外側にある境界 UV のもつれをとくようにする必要があります。これを実行するには、UV 境界のマップ(Map UV Border)機能と UV 境界の直線化(Straighten UV Border)機能を一緒に使用します。
UV 境界のマップ(Map UV Border)を使用するときに、UV シェルの境界上にある UV を、0 ～ 1 のテクスチャ空間範囲(正方形)のエッジまたは 0 ～ 1 の範囲に内接する円内に移動することができます。UV をマッピングして 0 ～ 1 のテクスチャ範囲全体を使用すると、テクスチャ マップに必要なテクスチャ空間を最大化する必要がある場合に便利です。
境界 UV を移動するときに、オプションでエッジを均等にスケールすることができます。これは、UV のリラックス(Relax UVs)を使用して内側の UV のもつれをとく前に、境界のもつれをとく場合に便利です。
境界 UV を正方形または円にマッピングするには
- 境界 UV をマッピングするシェル上の UV を 1 つ選択します。選択した UV は、作成する正方形または円の境界マップの左下に表示されます。
選択した UV は重要です。これによって、UV シェルが UV テクスチャ空間の原点 0,0 にマッピングされる位置が定義されます。結果として得られた UV 境界マッピングが歪んで表示される場合は、これを元に戻し、もう一度選別の UV とマップを選択します。
- UV の編集 > UV 境界のマップ(Edit UVs > Map UV Border) >
を選択します。 UV テクスチャ エディタ(UV Texture Editor)を使用している場合は、ポリゴン > UV 境界のマップ(Polygons > Map UV Border) >
を選択することができます。 - オプションを設定してからマップ(Map)または適用(Apply)をクリックします。
境界 UV は、行った設定に基づいてマッピングされます。内側の UV はそのままで変わりません。UV のリラックス(Relax UVs)機能を使用して、内側の UV のもつれをとくことができます。
- UV マッピングが正しく表示されたら、UV のリラックス(Relax UVs)機能を使用して、シェル上の内側の UV のもつれをとくことができます。