エフェクト アセット(Effects Assets)には、Maya のアセットとして管理される多数のプリセット エフェクトがあります。エフェクト アセットはバイザー(Visor)ウィンドウから使用でき、シーンにすばやく読み込んで、ほとんどあるいはまったく調整しなくても再生、レンダリングが可能です。エフェクト アセット(Effects Assets)には、3D 流体エフェクト、nParticle、nParticle エミッタ、Maya フィールドが含まれ、爆発、火、煙、雨、花火などさまざまなエフェクトを提供します。
エフェクト アセットは高度なアセットで、アセット外部のオブジェクトにペアレント化することができます。たとえば、火のアセットなど一部のアセットは、ポリゴン オブジェクトにペアレント化する、サーフェス エミッタとして適用するといったことができます。エフェクトによっては、nDynamics メニュー セットのエフェクト アセット > エフェクトを適用(Effects Assets > Apply Effect)を選択すると、エフェクトはオブジェクトにペアレント化されるか、サーフェスに適用されます。ポイント(Point)エミッタまたはボリューム(Volume)エフェクタのエフェクトはペアレント化され、サーフェス(Surface)エミッタが適用されます。Bomb.ma などの独立したエフェクトは、シーンのオブジェクトに適用する必要はありません。
エフェクト アセットは、アセット テンプレートやバインド アセットを使用しません。Maya アセットの詳細については、「アセットとは」を参照してください。
エフェクトを修正する最も簡単な方法は、アセットのパブリッシュされたアトリビュートを調整することです。これらのアトリビュートは、エフェクトの特定の性質を制御できます。たとえば、Fire アセットには、炎の密度、速度、高さだけでなく放出する火花の量を調整できるアトリビュートがあります。
アセットの内部ノードのアトリビュートには、アウトライナ(Outliner)でアセットを開いてから、個々のノードを選択してアクセスします。内部ノードのアトリビュートを調整すると、パブリッシュされたアトリビュート(Published Attributes)によるエフェクトの制御に影響する可能性があることを念頭に置いて作業してください。