カラー管理はシーンごとに有効になります。カラー管理の主な設定は、プリファレンス(Preferences)ウィンドウにありますが、その他の特定の設定も設定する必要があります。
レンダー設定(Render Settings)ウィンドウで、使用するレンダラ(Render Using)が mental ray または Maya ハードウェア 2.0(Maya Hardware 2.0)に設定されていることを確認します。Maya のカラー管理設定はまた、他の特定のサードパーティ レンダラでサポートされていることもあります。
カラー管理は Maya ソフトウェア(Maya Software)、Maya ハードウェア(Maya Hardware)、または Maya ベクター(Maya Vector)レンダラでサポートされていません。
ビューポートのカラー管理でシーンをプレビューするには、ビューポートのレンダラがビューポート 2.0(Viewport 2.0)であることを確認します。
これは通常既定ですが、変更していたり、Maya の旧バージョンの古いプリファレンスを読み込んでいる場合があります。ディスプレイ(Display)プリファレンスで既定のビューポート(Default viewport)をビューポート 2.0 (Viewport 2.0)に設定して既定を変更することができます。
カラー管理プリファレンスで、カラー管理を有効化(Enable Color Management)をアクティブにします。必要に応じて、その他のカラー管理オプションを設定します。
カラー管理を有効にすると、レンダラ > ビューポート 2.0(Renderer > Viewport 2.0)ウィンドウの浮動小数点レンダー ターゲット(Floating Point Render Target)が自動的に有効になり、フォーマット(Format)は R32G32B32A32_FLOAT に設定されます。これらの設定は変更しないでください。そうしないと、ビューポートのカラーの値が誤りになることがあります。