ファイル リファレンス用にファイルを管理する

ファイルとノードの命名

親シーンとリファレンス ファイルのファイルおよびノードの命名規則を計画することは重要であり、制作環境での効果的なファイル リファレンスに非常に役立ちます。 特に次の点に注意して計画を立てると良いでしょう。

ファイル フォーマット

ファイル リファレンスを使用する場合は、ファイルを Maya ASCII ファイル フォーマット(.ma)で保存することをお勧めします。Maya ASCII ファイルは任意のテキスト エディタで開いて編集できるため、ファイルまたはファイルのコンポーネントがロードされない場合のトラブルシューティングがより簡単になります。

注:

ファイル リファレンスを使用する場合は、ファイルを他のファイル フォーマット(dxf、obj、wire など)で参照しないようお勧めします。可能な場合は、.ma フォーマットでファイルをロードし、保存し直して一般的な Maya フォーマットにファイルを変換してください。

ファイル パス

ファイル リファレンスは絶対パスと環境変数によるパスのみをサポートします。相対パス名はサポートされません。環境変数は明示的で各ユーザのファイル構造に合わせてカスタマイズできるため、相対パスよりも有効な方法として使用できます。

相対パス(サポートされません):

scenes/street.ma

絶対パス(サポートされます): C:/projects/cityscene/scenes/street.ma

環境変数パス(サポートされます): $myProject/scenes/street.ma

環境変数の詳細については、Maya.env を使用して環境変数を設定するを参照してください。

詳細については、リファレンス エディタでリファレンス パスを編集するを参照してください。