ファー アトリビュート ペイント ツール(Paint Fur Attributes Tool)を使うと、ファー ディスクリプションのアトリビュートをペイントすることができます。詳細については、ファーのアトリビュート値をペイントするを参照してください。
以下はファー アトリビュート ペイント ツール設定(Paint Fur Attributes Tool Settings)ウィンドウのオプションについての説明です。ペイント スクリプト ツール設定(Paint Scripts Tool Settings)エディタのアトリビュートの詳細については、アーティザン ブラシ ツールの共通設定(『アーティザン』 マニュアル)を参照してください。アーティザン ブラシ ツールの仕組み(『アーティザン』マニュアル)も参照してください。
サーフェスに値をペイントするアトリビュートを選択します。アトラクタ セット値(Attractor Set)をペイントしている場合、アトラクタ(Attractor)アトリビュートを選択します。
1 つのファー ディスクリプション(Fur Description)の引き付けをペイントすると、ファー アトリビュート ペイント ツール設定(Paint Fur Attributes Tool Settings)ウィンドウで選択された 1 つのファー ディスクリプション(Fur Description)だけが更新されます。しかし、ファー カーブ アトラクタ(Fur Curve Attractors)のインフルエンス(Influence)をペイントすると、ヘア システム アタッチされたすべてのファー ディスクリプション(Fur Descriptions)が更新されます。
ペイントするファー ディスクリプションを選択します。選択したサーフェスにアタッチされたファー ディスクリプションだけが選択できるようになります。
ペイントするアトラクタを選択します。選択したサーフェスにアタッチされたアトラクタ セットだけが選択できるようになります。
ファー アトリビュート ペイント ツール(Paint Fur Attributes Tool)を使用してサーフェスにファーのアトリビュートをペイントすると、U サンプル(U Samples)と V サンプル(V Samples)の値で設定したサイズだけ値を持ったグリッドが作成されます。シーンをレンダーすると、レンダラが使用できるマップにこれらの値が書き出しされます。書き出しされるマップのサイズを設定することもできます (アトリビュート マップをファー ディスクリプションに読み込んでも、これらの値は使用されません)。
この値はレンダラが使用するアトリビュート マップの幅と高さを設定します。既定値は 256 x 256 です。アトリビュート マップの幅とアトリビュート マップの高さの値は U サンプル(U Samples)と V サンプル(V Samples)の値よりも高くする必要があります(通例、2 倍以上高くします)。これより低いと、Maya アーティザン(Artisan)のアトリビュート ペイント ツール(Paint Attributes Tool)を使用してペイントしたアトリビュートのディテールが失われます。サーフェスの U 方向および V 方向の CV 数がマップよりも少ないと、マップ サイズを上げても効果はありません。