DynamicParameter

DynamicParameter 要素では、パラメータがダイナミックな互換性のあるアプリケーションに信号を送信します。トランスフォームを表示用に使用している場合は、CTF ファイルで定義したパラメータの値は無視され、アプリケーションで設定した値が代わりに使用されます。

Academy/ASC XML カラー変換形式に対するオートデスクの拡張機能です。

更新

バージョン 1.3。

下位要素

なし。

上位要素

アトリビュート

param
CTF ファイルを適用して表示したときにアプリケーションで変更するパラメータを指定します。
意味
"EXPOSURE" この機能をサポートするアプリケーションで表示するためにトランスフォームが使用されたときに、露光値の変更を許可します。

この値は、DynamicParameter 要素が ExposureContrast 要素の子である場合にのみ使用できます。

"CONTRAST" この機能をサポートするアプリケーションで表示するためにトランスフォームが使用されたときに、コントラスト値の変更を許可します。

この値は、DynamicParameter 要素が ExposureContrast 要素の子である場合にのみ使用できます。

"LOOK_SWITCH" この機能をサポートするアプリケーションで表示するためにトランスフォームが使用されたときに、演算子のエフェクトの切り換えを許可します。

ファイルにレンダリングされた値には影響を与えないが引き続き表示のオンとオフを切り替えることができる演算子を作成するために、親要素の bypass アトリビュートと一緒に使用することができます。

バージョン 1.3 で導入されました。

<ProcessList id="561c5aba-8709-477c-8211-7ec4a6fe8820">
    <ExposureContrast inBitDepth="16f" outBitDepth="16f" style="linear">
        <ECParams contrast="1.0000" exposure="0.0000" pivot="0.1800" />
        <DynamicParameter param="EXPOSURE" />
        
        <DynamicParameter param="CONTRAST" />
    </ExposureContrast>
    <Reference basePath="Autodesk" inBitDepth="16f" outBitDepth="16f" path="misc/default_look-ACESproxy.ctf" bypass="true">
        <DynamicParameter param="LOOK_SWITCH" />
    </Reference>
    <Reference basePath="Autodesk" inBitDepth="16f" outBitDepth="16f" path="RRT+ODT/ACES_to_CIE-XYZ_v0.1.1.ctf" />
    <Reference alias="currentMonitor" inBitDepth="16f" outBitDepth="10i" />
<</ProcessList>